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3.ロケハンに関して

ロケハンは苦悩の連続だった、、脚本の推敲に時間をかけすぎて
ほとんどのロケ地が未決定のまま時間だけが過ぎてしまい。
焦っていた。。

更に追い打ちをかけるように妻が入院した。
私は子供を連れて連日、ロケハンに駆け回った。
まだ2月の寒い季節の中、うちの子はロケハンを楽しんでくれた。
時には居酒屋やスナックにも2歳の子供を連れて行き驚かれた。
でも、行く先々、うちの子にみなさん笑顔で接してくれた。
本当に感謝しかない。
そしてほぼすべてのロケ地に子供を連れて行ったことで、
すべてのロケ地が大好きな場所になった。
そして、この作品が私の心に深く刻まれたのだ。

ロケ地探しで一番苦労した場所は安本家と大学だった。
正直、大学ロケ地探しには苦労していた、予算が合わないのと
撮影時期の4月が入学シーズンで受け入れ先が全くなかったからだ・・

大学のシーン

本当に苦労した。
何度も挫けそうになった。
でも、日頃の行いが良いのかバンタンクリエーターアカデミーさんに
ロケ地協力していただけることになった。
それだけではなくエキストラ、スタッフと大変なご協力を賜った、
本当にありがとうございました。先日、お礼の挨拶に行ったが
まるで母校かのようなホーム感だった。

そして、一番撮影時間の長い代行家族の住む家、安本家探しは
困窮を極めた。その窮地を救ってくれたのはスタッフの親戚だった。
スタジオ探すのは簡単だけど、どうしても生活感が出ないので、
ここには拘りたかった。
そして、日立市の親戚の家を借りることができた。間取りはほぼ想像通り、
家の前がありえない角度の坂だったこと以外、イメージ通りの家だった。
本当に暖かく迎え入れてもらって感謝しかない。

安本家のシーン


先日、お礼の挨拶に行ったら
圧倒的な実家感から2時間もお邪魔してしまった。
でも、それくらい良い人達で
家主のせっちゃんと紹介者のよっちゃんには頭が一ミリも上がらない。
しかも、何度もロケハンに行く度に
お寿司やマクドナルドやガスト、コーヒーからお菓子、更にはアンパンマンのぬいぐるみまでありとあらゆる歓待を受けた。
本当に圧倒的な実家感、いや、もはや実家を超えているかもしれない。
また、子供連れて行きますからね。
本当にいつまでもお元気で!


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