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茶の湯のいままで バブルは弾けた

今回はほぼデータなし 天狗の妄想でお届けします

真夏に筒椀(真冬に使う椀)をヘッダーに持ってきました
極端な話、真夏で暑いなら筒椀を予め洗っておいて−20℃の冷凍庫へ
普通の椀で濃いめの茶を点てて氷を一欠片、凍った筒椀に移す
筒椀は肉厚なのが多いから、保冷力はあるから冷たい茶が呑める

これくらい新しいことを取り入れないとジリ貧
栄えた街のお茶屋さん 喫茶部部門では夏は平椀で氷入りの冷たい茶を出す

浴衣なんて、最新のはキャミのワンピース+トップスのツーピースの浴衣
レース着物だって、すぐそうなる 反物じゃないから裄丈は袖丈で自由自在
前提条件を変えてきて、創意工夫で対応してきてる

茶の湯 昭和期に300万人の門下を集めれた
江戸千家と裏千家のおかげだよね
どちらも後ろ盾のない流派 門下数で首位と三位と言われていた
武家の茶は武家の茶で独自路線で地元密着型で発展

江戸千家は開祖の不白の開明的なマーケで女性や商家を取り込み流派を確立
裏千家は明治以後で女学校に教養として茶の湯を押し込み門下を獲得
と同時に女学校の先生との立場も獲得
後には、戦争や冷害で寡婦となった女性の仕事ともしてきた歴史がある

昭和の高度成長期の30年代あたりで集団就職で中卒が都市部に移動
そこそこの給料を貰えるようになり男性が嫁をとなる
医療の進歩で出産が安全になりワクチンで小児の感染症も抑え込める
安全に出産&育てばお家は繋がるから妾も要らなくなると同時に
戦後の男性不足も解消するから男女比1:1で妾とか言えなくなってる

お嫁に行きたい お嫁が欲しい となって一番困ったのが集団就職組
東北は関東へ 九州は大阪と濃尾平野へ 後ろ盾は就職先
天狗は濃尾平野の天狗なのでの関東とか大阪は知らないから語らない
天狗は5代遡っても濃尾の百姓と商家の筋だし、古老とも付き合いがある

濃尾だと大雑把に言って 西側に繊維産業で女性 東側に窯業で男性
東側の会社の寮 4人部屋で往時は満杯だったと
天狗が入った昭和末期だとガラガラで四人部屋を一人で使うだった

織姫が多い西側で 盛大な七夕まつり 彦星は車で向かえるからね
昔のお祭りなんか出会いの場 今で言う街コン

その次の世代 大阪万博の後くらいだね
地に足を付けてきた初期集団就職世代 子供に学をなのだけど
大学までは行かせれない 費用もだけど卒業で22 行き遅れる
淑椙聖光とかの名門女子校でも高卒まで 金だけ純金まで の時代だよ
専門・短大で20 そんな時代にお茶とお華で花嫁修業が流行る
お見合いの釣書にも書ける
嫁入り道具の検分とかもお茶の先生にお願いできる
お見合いの斡旋も

月謝の他に自主的に中元歳暮を贈るわな
そう言うオプションもなく中元歳暮を寄越せとか なに?
インボイスの収入項目に載せてるのか 事業の副産物
雑所得だよ 贈与で年110万まで非課税とかじゃないよ

話を戻して、花嫁修業で茶華となる
昭和50年代 薄い記憶だけど ホントに若い女性が多かった
昭和末期に通った寺だと、男性も多くて、もっとエグくて
お稽古だけどお見合いの予選会 その話を聞いて天狗も通った
先生の庫裏さんが留袖を着たい病の人 だった

女性の平均初婚年齢24の時代だよ
25はお肌の曲がり角 とTVCMで流れたほどだった

そこから平成にはいりバブル
お見合いが一気に廃れていく
自由恋愛 の世代になる
釣書が不要になったのと同時に
文化庁のアンケートで出てきた 経済的事情も悪化していく
バブル崩壊後の氷河期から 茶華とかの余裕が無くなっていく

平成23年➔28年では茶道人口は減少していない
民主党政権だわ震災で大変 から 安倍政権へ
株価も7000円から 野田氏の解散発言でバク上げ
おそらく平成24年位を底に25年から景気回復とV字だと思われます
これの裏書きは以下 H28が無いのが辛いけど H29で激減
       H22 H25 H26  H27 H29 H30
茶華の事業所 6070 5099 4381 4615 3698 3534
従業員数   8475 6789 5553 6883 7006 5000
「特定サービス産業実態調査」より

従業員数は遅延があるから 雇って生徒が居ないから即首は出来ないしね
経済状況が良くなれば 茶道人口も減らない

釣書は無くなったので、景気とは連動している茶道人口の動向
平成後期から令和 現役世代の社会福祉負担がバク上げになってる
本来なら、現役世代が子の為や自分の為に使うお金が
社会福祉費に消えていく

それでも耐えれる階級は 教養として茶をやっている
裏千家は許状の他に 資格 を出して履歴書に書ける とかしてる
>釣書が無くなった分を補正してきてる
祖のための初級までの20回6〜8万(会場により変動)コース設定

女性は復帰組と子供の手が離れた組が多いね
後、意外と男性も多い ←狙い通りだと思う
天狗は事ある毎に 茶道の事業所に通え オバサンでも楽しい会話をせよ
とペケポンで能書きたれてる

ただ天狗 初級の許状があればそれ以上要らない組
結構多いらしい
初級コースを繰り返すとかね

でも上級にあげないと許状の代金が家元に入らない
上げたいらしいけどお断り
となると上級のお点前は見てはいけないと冗談交じりに
顔を手で隠す>指は開いてるので見える 昭和のお約束だね

空気の読めない天狗は
茶事はドキドキして好きなので散漫でもお誘いがあれば参席する
参席すれば頂くことになる
手前を覚える気はないけど、出されるタイミング等は頂く上で必要
以前の茶事の次客なんて練習なし 待合でわら座布団の扱いとか
一発勝負で、廻りのご婦人達に教えて貰いながらやった
と反論 大先生は「そりゃそうだ」と爆笑

だいたいに置いて 見てはいけない けど 茶事では対応しないとイケない
矛盾している
茶事の参加者も上級の許状の方で集めなければ許状の意味がない
許状とはここまで習いましたから、次を習っていいですよ との書面
そもそも初級しかない天狗が炭手前をやる茶事には参席できないのだ

初心者コース修了直後で初級の天狗まで、声を掛けないと人数が集まらない
淡交会20万➔10万(H30) しかも上級の上の方=高齢者が多い
6年の年月とコロナ 施設入所とか川を渡った方も多かろうと

どうするか 2つ方法がある
文化を繋げるなら、秘密主義にせずにオープンにしていく
というかツベでお点前の解説動画が流れてるから許状の意味も半減

でも、茶事で漆の椀とか伝統文化の食器に料理は流派でないと無理
初心者コースは赤でも続ける
高校大学の教育機関で茶道部を興して、卒業後も続けてもらう
高等学校の文化部総数 23,442 茶道部1,612 割合 6.9%
各部で各学年で5人居て、続けてくれれば 8,000人/年の新規門下
指導者なしの部が19% ここに食い込めば1600人/年のご新規さんだよ

大学は各流派別っぽい サークル名だし取り込みは出来ているでしょうが
大学で茶道部 卒業就職で転地 先生の居ないし 資金問題がある
最低限 先生の居ない門下に先生の紹介をして 続けるきっかけの提供
これ 裏千家が必死でやってる 全国ネットだからね

だけど、続けるには資金が要る
社会福祉負担率 物凄くデカイ では使うお金がない
これを何とかしないと無理
施設に入ってとか終活とか特殊清掃とか上の許状の方の道具が
ヤフオクにダーダーに激安で出てくる時点で考えないと

茶道の300万人もバブルだった 今弾けて92万人
燃料を水素に変える ミライは燃料電池+モーター駆動
熱や重い車重の問題を抱えながら、全日本ラリーも戦った
新たな境地に行かないとね

おまけ
昭和50年代にお茶のお稽古に通ったのは、剣道の老師範に
「落ち着きがない ここで茶でも習ってこい」とお叱りを受けてナの
行かないとポン刀での形をヤらして貰えなかったから仕方なく
行けばさ花嫁修業中のお姉さん達が釣書のために一生懸命やってる
おふざけは出来ないしお菓子と苦い緑のは頂けるしだけだったけどね
ポン刀振っての形 痺れるわよ 木刀で練習して、同じ形なのだけど
相手のいる形 木刀でもやらかすと怪我
真剣のポン刀 気合充分で振って止める お互いの信頼関係ね
老師範 色々ゆるゆるの昭和だけど無茶(客観)してたよね
と今なら思える

次回 辻褄の合わない数字を投下します

まったね 天狗

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