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NYから帰ってきて&成仏

日本帰国後の怒涛の生活がようやく落ち着いたので、NYでの生活を振り返ります。いろいろあったな。

というのも、このしょうこさんのブログを読んだ。
私もテイラースウィフトの如く、自分のクソ経験を生かして荒稼ぎ!まではいかないけど、書き出して成仏させようと思い立つ。

会社の休職留学制度を使って2021年11月~2023年の4月までNYで語学とデジタルマーケティングの勉強と、あと日本に来なそうなミュージシャンのライブと海外のフェスに行くという生活をしていました。

帰国後の半年が経ちましたが、色々あって転職をして、物心ついた時からずーっと一番好きだった”音楽”という仕事に関わりながら、マーケティングをやることになってしまった。
2か月働いてみて思いますが、自分が一番好きなものを分析してどうやって売るか考える仕事は、音楽のヲタクの私にかなり向いている気がしている。

もともとはNYに戻るつもりで帰国し、色々な事情により日本で転職することに決めてなんとか転職確定。

転職前の9月の有休消化は一度LAとNYに行って、Beyonce、Arctic Monkeys、WARPAINTとかのライブ行ったり、ジャズバー行ったりギャラリー行ったり、友達に会ったり、NYに戻るつもり満々で置いてきた冬物の洋服たちを泣きながら片づけて持って帰ってきた。

留学中のNYでずっと好きだった在米韓国人男がいたのですが、今考えたらかなり都合良く使われてた(今考えなくても明らかに都合よく使われていた)

出会いは2021年の12月25日。クリスマス何もやることがなく、一緒に過ごす家族もいない留学生4人でたまたま行ったコリアタウンのバーの店員。ちなみに欧米ではクリスマスは家族と過ごし、年越しは恋人と過ごす人が多い。

向こうから連絡先聞かれて交換してからデートに行ったらマフラー巻いてくれたり、何でも無いのにいきなりプレゼントくれたり、突然呼び出されて行ったらNBAの試合にサプライズ招待してくれたり、わわわ!韓国ドラマで観るやつ!!みたいな事が数回あって(日本人男性ってあんまりやらないですよね?私の経験が残念なだけ?)

わー!やべーNYでデートしてる〜やっほーい夢叶った〜と思って浮かれてたのも束の間、突然連絡が圧倒的に減る。

要は私がチョロかっただけなんですけども。

すごいデカくてクマみたいだったから、友人はクマさんって呼んでて、途中からクマ野郎って言われてたけど、性善説を信じきるENFJの私、だいぶ長い間引きずることに。

そこにつけ込まれたため一年半以上都合の良い日本人女にされてしまった。
ちなみにクマはINTPだったんだけど、Iの人ってすごい話しやすくて良いんですよね。E同士だと恋愛向きじゃ無い気がする。55%がI要素ある私は恋愛対象相手がE同士だと疲れてしまうぽい。

MBTIはともかく、
2023年の2月くらいからようやくこのままではダメだと思い立ち、マッチングアプリをやりまくる。(出会ったの2021年の12月なんですけど)
この頃、語学学校、NYUSPS、インターン、バイトをこなしていてとんでもなく忙しかった。毎日睡眠時間4時間くらいで、バイト中に課題をやるみたいな生活。その合間にランチデートとか入れててマジで頭おかしい。

公園で課題をやる人


そこで出会ったL君がとっても良い子で最終的にステディになりかけるんだけど、「真剣な相手を探していない、仕事を頑張りたいから側にいてくれる子でいてほしい」とか言われて、なんやねんそれと思いながらもとりあえずデートをしていた。
そのおかげもあってクマを吹っ切ることに成功した。L君とは特別なRelationshipもなく、普通に今でも友人的な感じで連絡も取ってる関係だけど、それが1番楽なのかもしれない。

欧米のリレーションシップは複雑というか日本よりもムードでできてる気がする。
デーティング期間というのがあって、いわゆる韓国のサム+@の関係。告白は基本的にしない。「彼に告白した?=Did you confess to him?」って直訳的に友達に聞くと、罪の告白だと思われるかもしれないので要注意。
(Confess my feelingsだったら恋愛の意図になるからOK)

私の場合、デーティング期間1か月、韓国で言うサム関係→プチ旅行→唐突のゴースト(突然の音信不通)
しかも理由も特に言われたりしないのが欧米流(人によるらしいけど)

なんだかよくわからないままなのと理由もわからないまま突然冷たくなったので、しばらくテイラー・スウィフトを聴き続ける日々が続き、NYの街中を歩きながら"I've got a blank space, baby And I'll write your name"と思っていたのでした(たった2ヶ月の関係+勝手に好きになったのに大袈裟)

韓国スーパーのH Martよく行ってたので、Japanese BreakfastのMichelle Zavnerの著書『Crying in Hmart』続編でも書こうかと思った。


なんかこれを経験して思ったのが、
日本人(?)人間関係をハッキリさせたすぎでは?
付き合ってる、付き合ってない、FWB(意味は調べてくれよな)、親友、友達、知人etc...

関係に名称を付けて自分のポジションが何なのかを明確にしたいだけだったり。

私がL君との関係で楽だったのは、男女だけど恋人同士でもないし、欧米で言うOPEN RELATIONSHIPとかそう言う感じなのかも、でも特にお互い背負うものもなくて気が楽だった。

それは恋人なの?と聞かれると違うから良い関係性だった(今も)

異性(に限らず自分から見た恋愛対象の相手)に対して、それは恋人なのか、友人なのか、気になる人なのかを明確にすることにこだわりすぎでは。と思ったのが今回の学び。


そういえば、9月NY短期滞在中、私がNYにいることをインスタにupしたのを見たのかクマから急に連絡来たけど勿論会わず。

日本戻ってからの方が連絡来て普通に考えてなんやねんという感じだったのですべての連絡系統をようやくブロック。引きずり約1年10か月。
長い道のりだったわね。

今はもうサブリナ・カーペンターになりました。"I feel so much lighter like a feather with you off my mind"です。

しかしながら30代で片思いをすると、自信がどんどん削ぎ落とされていきます。
いや、片思いしなくても30代は自信がすり減っていく。まず平等に与えられている時には抗えず年齢とか見た目とか、私はビヨンセと言い聞かせててもやっぱりどこかで何かがすり減っていく。

その代わりにたくさんたくさん武装して、スキルとか美容課金とかしながらなんとか生きていく。

私も同様に、クマを吹っ切るためにとにかく勉強をして図書館に篭り、めちゃめちゃ働いて、なぜかNY州のドッグウォーカーの資格まで取ってしまった。

ドッグウォーカーしてた時の相棒チャーリー
お前は最高だ!

そうしてようやくNYU SPSのSOCIAL MEDIA MARKETERの certificationを取れたわけですが、本来の留学の目的はコレだったので。。

クマ以外にも出会いは色々あったんだけど(見知らぬ土地だから会う人ほぼ初めましての世界) 良いなと思った富豪のタメのイケメン台湾人がゲイだったのとかアメリカのドラマっぽくて良かった。結局彼とも親友になって日本でも遊んだ。

毎日可愛いって褒めてくれるスウェーデン人もゲイだったし(圧倒的ゲイに人気)

West VillageのバーでナンパされたKorean Americanの人は2回デートしたが、ジョングクどころかHash SwanかPost Maloneばりのタトゥー入ってて痛そうすぎて無理だったのでさようならした。ちなみに職業はAm●zonのエンジニア兼ラッパーらしいので有名になったら応援しようと思います。

Jazz Bar MEZZROWおすすめです。(音楽が)


あとめちゃくちゃ知ってるアニメの用語送ってくるアメリカ人もいたけど私がアニメを知らなすぎた、Sorry。

アジア人率が高いのは私が塩顔が好きだからです。

クマの思い出は無事に成仏したので、次に進まないとな!とも思ったんだけど、さっきも書いた人間関係に肩書をつける必要ある?疑問が湧いててわざわざ無理に進まんでもええやろというモードに突入したので、いよいよ菩薩化が始まったんだと思う。成仏だけに。

30代中盤に入っても人間て変な経験とかおもろい経験とか、傷つくことも多いし、まだ失恋ソングとか聴くんだ気持ち悪っ!音楽ヲタクなのに!!とか思ったのでした。日々学びですね。

NYでBarに行くならSpeak Easy で検索すると、雰囲気良くて出会いのありそうなバーが出てきますのでおすすめです(懲りて)

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