長男で次男で末っ子

よく「長男長女」や「次男次女(中間子)」や「末っ子」など…、生まれ順による性格のパターンが言われる。
中間子とは上と下に兄弟姉妹がいる子という意味で、湯川秀樹博士とは関係ない。もっとも、全員優秀で有名な旧姓・小川兄弟の中で、湯川秀樹は五男二女の三男。中間子ではあるが。

性格分析は、だいたいこんな感じだ。
【長男長女】
責任感が強く、人に頼らない
甘えるのが下手
面倒見がよく、教え上手
本音を我慢する……など
【次男次女(中間子)】
気分屋
人当たりのいい明るい性格
要領よく、何でもさっさとこなす
物おじしない……など
【末っ子】
甘えん坊
甘え上手で世渡り上手
のびのびと自由奔放
わがまま……など

しかし、長子(最初の子)が女の場合、長男だけど中間子になるケースもある。長子が男の場合は、その逆だ。生まれた順が女、女、男…だと、長男だけど末っ子になる。すると「甘えるのが下手」と「甘え上手」という性格分析がぶつかってしまうではないか!
兄弟姉妹が多かった昔と違い、現代においては次男次女=末っ子のケースも多い。「人当たりのいい明るい性格」と「わがまま」はぶつからないか?

少子化の現代は一人っ子も多い。一人っ子の性格分析というのも別にあって、
【一人っ子】
争いごとを嫌う
気分が変わりやすい
こだわりが強い
マイペース……など
となっている。
すると、長男か長女で一人っ子の場合「本音を我慢する」と「マイペース」がぶつかる。

ところで、私は「長男で次男で末っ子」なのだ。
え、世の中にそんな人間が存在するのかって?

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