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日本人の私が差し出せる世界

先日、アラスカに住んでいた時の親友親娘が里帰り帰国をしました
(3年ほどアラスカに住んでいたことがあります)

五年ぶり
娘さんが高校卒業してニューヨーク州の大学に行くのでお祝いを兼ねて
ご主人の実家が愛知県のため寄ってくれて
その後は京都や広島へ日本人らしいところを見に行くとのことでした



そんな日本を意識した旅
私はどこに連れて行ってあげられるだろうか
次会えるのはいつになるかわからない
どんな時間を一緒に過ごしたいだろうかと考えました



日本よりもアラスカ生活が長くなった友人
生まれてからずっとアラスカに住んでいる娘さん
日本を感じてもらいたい



それで、ぜひ、体験してもらいたいと思いついたのが会席料理の席でした😌

4月に伺った時の一皿
ハナモモの小枝が素敵


日本人でも行き慣れなくて
敷居が高いと思いがちですが


最近会席料理店の女将さんと知り合い
それは思い込みであることが判明しました(笑)


今回お店に伺うのは2度目
前回は4月上旬で春の頃、今回は5月末、初夏の手前です

夏を迎える季節に涼しげなガラスの器
中の梅がとても美味しかった♡



4月から季節が変わり
器も陶器のものからガラスのものが多く
当然食材も変わっていました


日本人ならではの感性が詰まっている会席料理


見て愛でて、香りを感じ、口にして、、
その時(季節)ならではの
その場所ならではの
自然の素晴らしさを感じる日本料理



10品前後の、あいま合間にお酒や女将手作りの飲み物をいただきながら、ご主人手作りの器、その食材やそれが採れる場所の話、アラスカの想い出、いろんなことを庭の花、掛け軸などの室内の、景色を楽しみながら話しました✨

ご主人手作りの塀のお庭の景色と
掛け軸と生花でも季節を感じる


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私は昨年からフレンチレストラン&カフェギャラリーでアルバイトを始めました(人生初の飲食業!)

理由はそのお店が好きでとても美味しく、そこでの時間が大好きだから


そのカフェのランチも4品を2時間近く、フレンチのフルコースなら9品前後を3時間ほどかけていただきます


日本の会席料理もフランスのコース料理も、どちらもその時間とその時旬の素材を美味しくいただきながら、ゆっくり、一緒に過ごす人との時間を丁寧に楽しむことには変わりないのですが


違いは、フレンチはシェフの思想が顕われるアートで、会席料理は自然を繊細に表現することに心が砕かれる


どちらが優れているという話ではなく、どちらも素敵で、どちらもそれぞれの世界をベースにしながら外の国が重なり織り混ざっている(それはどちらも料理人が日本人だから、ということもあるように思う)

このフレンチレストラン&カフェギャラリーもとても素敵なのでお近くへいらっしゃる方はぜひ、お待ちしています🌟(要予約)

カフェ&ギャラリー cabane カバノ
フレンチフルコースのレストラン digue ディグ
最近予約を開始した素泊まりの宿 kro terrie クロテリエ

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今回の会席料理の最後には、お茶席体験も含まれていて
扇子をお借りして、にじり口から入り、主人手作りのお菓子をいただき、一服をいただきました(私は欲張って二杯🤭)

にじり口



大人になってから茶道を4、5年習ったのですが
久しぶりのお茶席に私もワクワク

お茶の世界も日本の美しさが凝縮されている世界

(お稽古の時は、美味しいお茶とお菓子をいただきに行っているようなものでした苦笑)


なかなかお茶席をにじり口から体験できる機会は無いので、
会席料理と合わせて、きっと親友親娘の心に残るものになったに違いなく、私にも一生の想い出となりました✨


喜想庵のご主人、女将さん、息子さん
素敵な時間とおもてなしをありがとうございました🤗


喜想庵(愛知県稲沢市)
お茶席のついているコースはこちら(リトリートコース)

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