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【指定企画】ビジネス哲学 フリードリヒ・W・ニーチェ著 『善悪の彼岸』・『道徳の系譜』を読むとキャリアに変化はあるのか?

こんにちは、Sayaです。
大学院卒業→海外研究員→大学講師&中高教員→(大学講師は若干残りつつ)専業主婦という、なんだか時代に逆行するような生き方をしています。
最近は一周回って、「博士号持ちが専業主婦でいいのか?」(結論からいえば良いに決まっているのですが、少しは社会に何か還元しろよという自分で自分に突っ込んでいる日々)という気持ちです。
そこで3年後・5年後・10年後の働き方を真剣に模索すべく、新しい働き方LABの研究員制度を利用して、自分には何ができるのか?やどんなことをやっていきたいのか?を考えてみることにしました。

自主企画についてはすでに研究計画書を作成しました。
個人的な実験についてはこちらを見てもらえると嬉しいです♪

◆新しい働き方LAB「研究員制度」について

まず、新しい働き方LABとは?研究員制度とは?という方は以下のページをご確認くださいね。

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に参加する過程で、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

基本的にはフリーランスなど自由な働き方をしている人たちによるコミュニティです。

今まで自分がチャレンジしてこなかったことを、みんなで「実験」という形でやってみるとどうなる?といった新しいチャレンジを応援する試みと申しますか。
半年間かけてやってみようよという集まりです。

今年で4年目となり、当初に比べるとビジネス色がどんどん濃くなってきている印象です。

それだけ、社会でフリーランスとして活躍する人も増え、企業や地域とのマッチングが望まれる状況にもなっているという感じでしょうか。

さて、前置きが長くなりましたが、これから半年間にわたって仲間と進めていく指定企画の計画等についてまとめておきます。

◆実験の目的と背景

すでに述べた通り、かつては海外で研究してるくらい仕事命!みたいなところから一転、いつのまにか専業主婦になっていました。
もう少し正確にいうと、海外で生活している中でいろんな限界を感じて日本に帰国したのが10年前くらい。
そこからまずはライスワークとして教員を始めて、5年くらいでなんとか人並みに仕事をしている自分に気付きました。
その時に、研究していた頃に諦めた結婚・出産のことをふと思い出し、自分一人で食べるくらいには稼げるようになったから、私結婚・出産もできるんじゃないか?って思ったんですよね。
もうすでにミドサーでしたがw、そこから3年くらいで今の夫と出会い結婚、いつのまにやら2人の娘の母親になっておりました。
こうして今は専業主婦をしているわけですが、この令和の時代ですので全く働かないのもな〜という空気に何かした方が良いのでは?と思うように。

しかしこれまでの研究畑や教育畑の仕事は子育てとの相性が悪いので、特に子どもが小さい今は正直厳しい。
何か新しい仕事を見つけるべきでは?」という段階に至りました。

しかし、急に新しい仕事を探すといったって、どんな基準で探すのよ?となったわけです。

世の中の役に立たなそうな哲学系Ph.D(哲学系ではあるが、哲学専攻ではなく隣接分野のPh.Dです)として、どんな心持ちで今後生きていったら良いのか?そんなところからこのビジネス哲学の指定企画に応募、採用されてこれから実際にやっていくという流れです。

◆検証したいこと

このビジネス哲学の指定企画は、各人が自分の興味関心をもとに、哲学書などを読み、それを仕事に活かしたり、いろいろ考えたりすることを時にみんなと議論しながら進めていくものです。

検証としては、今回仕事探しにあたって研究畑・教育畑でしか仕事をしてきていないという自信のなさが新たな仕事探しのネックになっているなと感じたので、それを取り払うために「自己肯定感」を自己テーマに選びました。

課題図書については、自己肯定感をキーワードに、人に聞いたり哲学の入門書などを少し読んで、古典中の古典であるニーチェを取り上げることに。

ニーチェを読んで自己肯定感が上がるのかどうか分かりませんが、時間がある今のうちにじっくり読めたらと思っています。

◆活動の概要

というわけで、具体的な活動について。

①課題図書の読了
現在、『善悪の彼岸』『道徳の系譜』の前段階として『ツァラトゥストラはかく語りき』と読書中

②1ヶ月ごとのビジネス哲学の集まりに参加し、読書感想などを語ったり自分の中で学んだことの言語化に取り組む。

基本的には読書してその内容を吟味することが中心になってくるかと思います。
集まったメンバーとどんな感じで語り合うのかについてはまだ未定ですが、私以外はビジネスをすでにやってる方たちだと思うので、そういった人たちの感想などを聞くのもとても楽しみにしているところです。

◆アウトプット・成果

哲学書読むのにアウトプットというのもちょっと烏滸がましい気持ちもありますが、普段通りに思ったことなどは以下の通り、発信していけたらいいなと思っています。

・中間報告等自己投資とその効果についてブログやnoteで発信
・実験期間中、X(旧Twitter)でのこまめな発信。

一応、自主企画同様、ブログやX(Twitter)は収益部分に関与してくるので頑張ってやろうかな、と。
ただ、あまり前のめりになりすぎずに、主目的である自己肯定感への理解をしっかりとやりたいと思っています。

◆実験の測定方法

結果としては自分の心境や生活に変化があったかが一番大きいところだと思うので、数値化はあまり考えていませんが、この指定企画を通して自分が何を考えて行動したかということも一緒に記録に残しておきたいです。

◆スケジュール・進め方

スケジュールとしては、以下のような感じで考えています。
自主企画も同時並行でやるので、指定企画は活動概要に書いた通りのことをひたすらやるだけかな、という感じです。

7月・8月 『ツァラトゥストラはかく語りき』を読み切る
9月・10月 『善悪の彼岸』・『道徳の系譜』を読み切る
11月・12月 内省を踏まえた上でのやりたいこと探し・キャリアの棚卸し

これに合わせて定期的に開催される指定企画のメンバーとの議論が1ヶ月に1回くらいは入ってくるといった感じでしょうか。

とりあえず、生活のためにライスワークを選択し、結婚や出産といった人生のイベントを経験した30代から次のステップに進む40代の自分の行き先をじっくり探っていければと思っているところです。

あんまりニーチェ好きじゃないのですが…w
ちょうどニーチェが40歳の頃に書いた作品の『ツァラトゥストラはかく語りき』。
主人公は30歳から山籠りをして、人々に説教すべく10年後に世間に現われた人物。

そんなところには運命を感じています。
多分、今読んだら何か気づきなどがあるのかもしれません。
半年間の個人的な実験ですが、お付き合いいただければ幸いです。
よろしくお願いします。

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