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「ちびっ子」次女の育児振り返り日記#2 妊活開始


1,650gで産まれた「ちびっ子」次女の育児を振り返っての記録です。

現在二歳半、まだまだ成長曲線には入らない「ちびっ子」さんです。


自力で妊活するも、、


長女4歳、私が36歳の時に妊活をスタートしました。

一度妊娠出産したから大丈夫だろうと軽く考えてたのです。

まず手始めに基礎体温を測り始めました。


通常、28日周期が一般的だと言われているのですが、

測ってみると42日もかかっていました。

正直、<妊娠したか?>と勘違いするくらいの長さでした。


もともと周期は不規則だったのですが、

更に長くなっていたのです。


計算してみると、平均的な周期だと年間13回チャンスが訪れるところ、

私の場合は、8回しかないということに。

そう考えると1回の重みをひしひしと感じます。


そして、結果が分かるまでの期間が長いため、

うまくいったのかダメだったのか悶々とする期間も長くなるのです。

せっかちな性格で白黒はっきりさせたい私は、

このグレーな期間が結構嫌で。


生理が来て、次の周期では31日周期でした。

前回と全然期間が違っています。

<なんでこんなにも違うのだろう>


更に、体温も「高温期」、「低温期」の二階層になるのですが、

はっきりと分かれることもなく、「排卵日」を予測するのは困難です。

そもそもちゃんと「排卵」しているのかも怪しい。

<ちょっと自力では難しい。早めに通院した方がいいかもしれない。>

と思うようになりました。


病院へ行ってみると、、


そうして、いくつか検索してみて

近所のレディースクリニックで妊活を始めました。


始めて通院した土曜日の朝、

開く前から待っている女性の列。

予約制ではないのでとにかく早く行って、

名前を書かなくてはいけません。

初回だったということもあったのか、

名前を呼ばれるまでに2時間程度待ちました。


<こんなにたくさんの人が妊活しているの?>

驚くほどの混み具合です。

そして、待合室がごった返していて、

人と人の距離も近いのです。

なんとも言えない居心地の悪さがありました。

ほとんどの人が「妊娠」を目標にして通院している言わば「仲間」

それでも、お互いに絶対に触れてはいけないような白々しさがあります。

誰もが携帯に目を落とし、誰とも目が合わないようにしています。


私も、「自分が妊活をしている」ということが、

とても恥ずかしことのように感じて、

どうか知り合いに会わないことを願っていました。


名前を呼ばれて通された部屋ではオープンスペースに、

話ができるブースが3つと、

先生の問診へと続くドアが2つありました。


オープンスペースでは、話をしている声が聞こえてきます。

聞こえてくる話の内容にぎょっとしました。

「いつ、夫婦生活をしましたか」

結構大きな声で聞いています。

見てはいけないと思いながらも、声の方を見てしまいます。

40代後半のベテランの看護師と30歳くらいのかわいらしい女性です。


もちろん、妊活に大切な情報なのは理解できます。

ただ、こんなプライベートな事を

こんなオープンスペースで話さないといけないのかとげんなりしました。


そして、先生の問診に通されて、

生理周期が不規則なことを話しました。

「一度出産できているし、まだ若いから大丈夫でしょう」と先生。

ただ、帝王切開による出産と分かると、

「一度お腹を切っているから、前回とは状況が違うだろう」と。

今後の妊活については、

基礎体温シートに詳細を記入しながら、

通院をしていくスタイルになりました。


また、オープンスペースに戻り、

看護師さんより基礎対応シートの書き方の指導がありました。


最初にはっきりと、

「うちのクリニックでは体外受精はできません。」

と言われたのですが、その時はタイミングさえ合えば大丈夫だろうと

気にも留めなかったです。

そのうち、すぐに妊娠できるだろうと考えていたのです。


なんだかんだで3時間近くかかって初回は終了しました。

特に何をしたということもないのに、

何か吸い取られたような疲労感がありました。

貴重な休日の午前中があっけなく過ぎてしまい、

<次回からの通院もそれなりに時間がかかるのだろうな>

と重い足取りで帰宅したのでした。


また次回、2回目以降の通院の日々を書きたいと思います。




これからも、マイペースにこれまでの育児を振り返ったり、

日々の育児のことを綴っていきたいと思います。

また、お付き合いいただけるとうれしいです。


お読み下さりありがとうございました。



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