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「しつこい怒り」が消えてなくなる本

私は昔から母に対して言いたい事を飲み込む癖が付いているので、36歳になった今でも昔の嫌な記憶が蘇って来て、後から無性にイライラしたり、やり返したい気持ちになったりしてしまう。

これは意外とよくある事みたいで、自分の気持ちに蓋をして相手に伝えてこなかった人が感じやすい症状みたいだ。

この本に通じるメッセージは、私なりに受け取った感じでは、「自分本位」で生きようという事。

これを言ったら嫌われるかなとか、他の人を気まずくさせないようにとか、そうやって気を遣っているつもりが、意外と人の為になっていなくて、相手は私が本心を隠している事を悟っていたりする。

そうやって、他人との距離の取り方が分からなくなった私は、人と積極的に関わらない方が皆の為なんだと思うようになってしまった。

でも、海外の人と話す内に感じたことは、分からないことははっきりそう伝える。自分がどうしたいか、今どういう気持ちなのか、素直に表現した方が気持ちよくやり取りできるという事。

本当の自分じゃないと、表面上はすぐに仲良くなっても長続きしないと思うんだ。

馬が合う人、気を遣わずに一緒に過ごせる人、それが自分にとって相性のいい人なんだと思う。

だから、皆に好かれる必要なんかなくて、自分の気持ちを優先して大事にしてあげる事を意識する。そして気持ちの良いコミュニケーションを取れるように日々自分の言動に気を付ける。

思考の癖ってなかなか抜けないけれど、意識することが第一歩。気付けば行動も変えられる。
この本からそれを学ぶ事ができました。😊

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