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オムツからパンツにしたい!②

こんにちは!酒井です。


前回の記事の続きとなります。

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②排泄の様子をみていると大丈夫そうな子


子ども達の排泄を1ヶ月ほど観察していると

排泄の感覚などが見えてきます。


・オムツはしているが

トイレで排尿ができるようになり

ほとんどオムツを汚さなくなった。


・トイレで排尿するという意識はないが

排尿の感覚が2時間以上あくようになってきた。


こういった子どもたちもパンツに

思いきってチャレンジしてみるといいと思います。


ただ、「自宅でやってみてください。」だと

なかなか踏み切ってくれない保護者が多いので


こういう時こそ、園で実施してみるチャンス!


園はお漏らししても大丈夫な床ですし、

汚れる物も少ないですし


大量の雑巾と着替えさえあれば

問題なし!


保護者の方も本当はパンツにしたい

という気持ちが少なからずあるので


「園でチャレンジしてみませんか?」

「園なら着替えさえあれば

 多少お漏らししても大丈夫ですよ!」と

伝えるとだいたい乗ってきてくれます。



中には完全に園頼みな保護者もいて

「パンツを園にいる間のみ、よろしくお願いしまーす♪」

なんて言ってくる方もいます。


ただここで注意が必要です。

私たち先生の仕事はあくまで子どもの教育。

オムツトレーナーではありません!


クラスの安全第一ですから

オムツに構ってしまうと子どもたちに

目が届かなくなる場合や


その子がオムツを外せるタイミングかどうかも

しっかりと見極めて断ることも大切です。


話を戻しますが、

園でパンツでも大丈夫になってきたら

「ご家庭でもやってみてはどうでしょうか?」と

このタイミングで提案してみください。


③パンツに興味をもってきた、憧れている子


パンツに憧れる子もそれなりいます。


そういうそぶりが見えたら

パンツチャレンジもありです。


ただ、その子の排泄サイクルが

しっかりと整っているかは

必ずチェックしましょう!


憧れているけども、

30分も経たずに排尿しているとか


試しにパンツにしてみたが

排尿したことに気づかずに

平気で遊べている場合。


排泄機能はまだ整っていない可能性大です!


もちろん、お漏らしがバレたくなくて

平気なフリをして遊ぶ子もいますが


その場合はこちらから声をかければ

すぐに反応が返ってきます。


でも、分かっていない場合

先生に何を言われているのか

分からないので

とんちんかんな反応が返ってきます笑


そういった子どもの様子をみれば

判断に迷うことは少なくなります。


なんども言いますが

焦りは禁物です。


親御さんが焦っていても

先生は一緒にその焦りに巻き込まれてはいけません。


先生こそ冷静に落ち着いた心が必要です。



落ち着いた目で子どもの様子を観察し

パンツへの移行がまだであるならば

きぜんとした態度で保護者の方に

伝えなければいけないのです。


それは新米だろうとなかろうと

関係ありません。


私たちは子ども達のために

仕事をしているのであって

保護者の方に気にいられるために

仕事をしているわけではありません。


そのことをいつも

忘れないでいたいものです。


では、また!

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