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新卒1年目で5部署をまとめるリーダーになった 今すぐ成長できる仕事術

~新人もベテランも一生使える!爆速でスキルアップする方法とは?~

はじめまして。さやと申します。

「たこ焼きが好きです。東京でおいしいたこ焼きやさんを見つけることが、私のやりたいことです!」と、会社の役員のいるランチ会でこのような自己紹介してしまう、いわゆる元気さだけが取り柄の社会人2年目です。

 今考えるとおぞましいほど無礼で、とんでもない新人ですが、新卒で入社した大手飲料メーカーでは、僭越ながら1年目で以下のようなことを成し遂げました。(twitterをご覧になっている方はご存じかもしれませんが、7月末に前職を退職し、今月より起業家として新たな挑戦をスタートしています)

■5部署をまとめるリーダーとして、7ヶ月間、8名の部課長マネージャー、ほかメンバー7名、計15名のコアメンバーを率いて、プロジェクトを導くことに成功。

■週1度の2時間ミーティングで指揮し、関係者30名の統率を取る。

■2つの企画を成功させ、プロジェクトリーダーとして成果を上げたことで、各部長から「お前は役員になる」、「大化けする可能性がある」とまで言われる。

■コネも知り合いもゼロの状態で、社内のさまざまな部署のマネージャーから圧倒的にかわいがられる。

■経済学部出身、IT音痴の新卒にもかかわらず、システム部の部長以下各マネージャーに「君と仕事ができて幸せだ」と感謝される存在に。

 なぜ、知識も経験も圧倒的にゼロの、新卒1年目の私が、これらの成果を上げることができたのか?

 それは、私が上司や環境に恵まれたことで運よく「仕事の力点」をつかむことができたからだ、と思っています。


 それって一体ーーーーー?


 そのことを説明する前に、まずはそこに気づくまでの私についてお話させてください。


ドキドキの部署配属で「とんでもない質問」でやらかした


「お客様を一番感じられる部署に行きたいです!」

 配属面談の時に言った言葉が運よく受け入れられ、私は電話、メール、SNS(Twitter、インスタグラムなど)のお客様の声を分析し事業貢献に活かす、お客様リレーション本部という部署へ配属されました。

 いただいた私の担当は、お客様サポートのサイトとTwitterの企画、運用、そして顧客情報を管理するシステム開発、運用。

ところが、実はこの課、私以外は全員、理系大学院卒、大手システム会社転職者、システム部出身者、といったシステムの強者達で構成されていたのです。

 かたや私は、実は社会人になるまでパソコンをほぼ使用したことがないほどの生粋の文系でかつ機械オンチ。

 初めての質問は「パソコンの電源どれですか?」(いまだ語り継がれる伝説の質問)。おそらく課の全員が「こいつは使えない」と瞬時に悟ったことでしょう。


意見すら聞いてもらえない新卒1年目


 機械音痴でも仕事は用意されています。私はとりあえずTwitterとお客様サイトの担当をいただけました。サイト運営はまったくの素人でしたが、Twitterはつい最近まで学生だったこともあって、少なくとも50代のマネージャーよりは感度が高い自信がありました。

 実はマネージャーは自分ではTwitterをやっておらず、あまり詳しくなかったのです。
 「いいね」とリツイートの違いも怪しい状態でした。

 これなら私のほうがいい企画が出せる、そう考えた私は、「最初のうちは運用だけしていればいい」という上司の声も聞かず、自分の企画を出し続けました。この時点でだいぶん生意気な新人ですね。

 そしていよいよ6月、来年度のTwitterの企画出しが始まりました。

 私は一生懸命に考えたプランを発表。しかし、私の意見はまるで風のようにかき消され、担当でもない課のグループリーダーが出した案が通ったのです。

 悔しかった。。。

 私のほうがいっぱい調べていたのに…。
 私のほうがお客様目線で考えているのに…。

 代わりに言われ続けた言葉は、
「目立ちすぎ」「顔が派手」「態度がでかい」…
 仕事じゃないところばかり注意されました。


大きい仕事が回ってくるのはどんな人?


なぜ、私の声を聴いてもらえなかったのか。

 仕事に対する基本的な考えがまだ何もわかっていなかったこのころの私は、ただ自分の声が聞いてもらえなかった悲しさと悔しさだけでいっぱいいっぱいの子供でした。

 そもそもの大前提の話ですが、仕事は当たり前にあるものではありませんでした。

 もちろん、いわゆる誰にでもできる仕事は、探せば山のようにあります。
 けれども、本当に重要な仕事は決してポンと与えられるものではないことにその時の私は気づいていなかったのです。

 では、どんな人に大きな仕事は回ってくるのでしょう。

 部長や課長といった役職のある人でしょうか?
 飛び抜けて有能な人でしょうか?
 半分正解ですが、半分違っていました。

 新卒6月、私のtwitterの企画が通らなかったワケは何だったのか?
 それは何も私の企画案が悪かったわけではありません(現にそのあと、リーダーが出した企画はマネージャー会議で否決され、出し直した私の企画は部長から大好評で、採用されました)。

 6月の私に足りなかったもの、それは課長からの信用でした。
配属されてまだ2ヶ月弱の私は、課長や周囲からの信用が圧倒的に足りていなかったのです。

 それもそう。
 何かすごい実績をひっさげてきた転職者ならともかく、つい最近まで昼過ぎまで寝ていた大学生です。最初の頃は「出社して帰社する」ただこれだけでどれほど疲れたことか……。

 そんな右も左もわからない若者を、誰が信用するでしょうか。それよりも課長は、「もっと基本的なこと(見た目や言動)で信用をつけろ」と言いたかったのだ、と後になって気づきました。

仕事というのは、一人ではできないもの。

 どれだけ実力があっても、信用を勝ち取り仕事をもらえなければ、ないのと同じだったのです。恥ずかしながらこの言葉の本当の理解ができたのはもっと後の話になります。


結果を出せる人は「仕事の力点」がわかっている


 その後幸いなことに、最終的に私は社会人1年目で、2つの大きな企画を評価され、その後プロジェクトリーダーとしてさらに大きな成果を出すことができました。

 どれもある意味では、偶然のチャンスが巡ってきたからです。
 
 でも、それを活かすことができた、いやそもそもそのチャンスが与えられたのは、それまでの経験から、仕事で大切な心構えを先輩から学び、知らず知らずのうちに掴むことができたからだと思っています。

 その心構えとは、次の3つです。

・仕事は信用の積み重ね
・仕事は一人ではできない
・一緒に仕事したいと思われる人になる

 皆さんにどれほどたくさんの能力があっても、すごくやる気があって努力したとしても、これらが自分の中に染み込んでいなければ、最初の私のように空回りしてしまうだけかもしれません。

 私の場合は、まず社会人としての基本を徹底してやることで、次第に信用を得ることができました。

 大きな声で挨拶する、誰よりも朝早く出社する、言われたことは必ず実行する、電話はワンコール以内に全部取る…。

 どれも当たり前の小さなことです。しかし、やり続けているうちに、その小さな信用が積み重なり大きな力になって、みんなから認められるようになりました。

 電源の入れ方も知らないほどIT音痴だったから、必要ないと言われても基礎を勉強し続け、わざわざシステムの部署まで足を運び、質問をしに行き、その部署でかわいがってもらえるようになる。

 周囲に信用され、かわいがってもらえる存在になることで、早くチャンスが巡ってきました。そして、そのチャンスを確実に掴み、さらに大きな機会が与えられました。

 どんどん信用が積み重なっていき、自分なりの成果を出せるようになってきましたら、今度は他の人に助けてもらうにはどうしたらいいかを考えました。

 なぜなら、仕事は一人ではできないからです。

 どんなに優秀な人でも、すべての専門分野において優れていることはありえません。

 「仕事ができる人」というのは、自分の能力が高い人ではなく、他の人の優れた点を真っ先に見つけて活かすことができる人。この認識までいくのにも私は相当時間がかかりました。

 そのためには、まず「一緒に仕事したいと思われる人」に自分がなる必要があります。

 自分はけっこう実力があるはずのに、なぜ認めてもらえないんだろう…。
やることはちゃんとやっているのに、評価が上がらない…。
そもそも成果が出るまでに、時間がかかりすぎる…。

 そんな悩みを私自身とても抱えていて苦しんでいました。もしかしたら今このnoteを読んでいただいている皆さんの中には以前の私と同じような悩みをもって苦しんでいる方もいらっしゃるかもしれません。

 特に組織における「仕事の力点」とは、一緒に仕事がしたいと思われる人になっているかどうか。そのためには仕事自体の中身だけではなく、仕事に対する心構えを身につけているかどうかであり、社会人として本当に評価されるのは、それらを常に意識し、実践している人である。

 これこそが社会人になって私自身がたくさん痛い目にもあい、学んだことです。つまり、1年で爆速で成長できた秘訣だと思っています。

 今回お伝えした「仕事の力点」を活かすためのさらに具体的に考え方ややり方を知りたいと思われる方がもしいらっしゃったら、私が近日公開するnoteをお読みください。有料にはなりますが、私がやってきたこと、考えてきたこと、さらには仕事を爆速で進める方法や短時間で圧倒的な成果を出す秘訣など、現段階で私がお伝えできる「超成長できる仕事術」のすべてについて書いています。

   現状でお悩みの方、成果を上げたいけれどもうまくいっていない方、私のように不器用でも人に愛される力を身につけたい方に読んでいただけるとお役に立てるのではないかと思っております。私自身が辛い経験を経て、1年で成果を出せた具体的な内容を記載しています。
 
 私がこの1年余りで考え抜いて実践してきた「仕事の力点」。

 それがわかれば、私のような新入社員だけではなく、これから転職する方や、今の会社でさらに結果を出していきたいと思っている方、新しい環境で自分に実力がまだ足りてない中でも最速で結果を出したい方にも、きっと大きな気づきになると信じています。

 このnoteが新しい仕事に立ち向かうすべての方々のお役立つことができれば…と願っております。皆さんがそれらに気づくきっかけに、そして仕事をする喜びを得るきっかけになれば、これほどうれしいことはありません。

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