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お散歩景色

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2021年10月の記事一覧

【お散歩景色】奥武島の猫と竜宮神

食事をしようと奥武島(おうじま)へやってきた。 コロナ以降、閉まっている店や時短営業の店が多くて空いてる店を探すのに一苦労する。17時から営業とネットに書いていてもあてにはならない。ネットを信じて店まで行ったらやってなかった事が幾度もある。 17時過ぎに電話をした。 「21時までですが、営業しています」 初めての奥武島への道にワクワクしながら、本島と島を繋ぐ橋を渡ると一気に奥武島独特の風景と空気感にかわった。 店の前の公園の駐車場に車をとめると猫だらけ!! 島猫た

【お散歩景色】カニマン御嶽

島添大里城内にある「カニマン御嶽」 由来については明らかではありませんが、昔の偉人をまつった墓といわれています。円筒状に石灰岩が積み上げられ、上部にはフタのような円錐状の屋根石が据えられ、頂部には宝珠が置かれています。かつては一般人はカニマン御嶽には参拝できなかったため、丘に登る途中にある広場から、御願していた。 この地区の御嶽は他とは違って特徴的で、私は好き。やはり松尾御嶽と同じくてっぺんに宝珠がある。 カニマンは「金満」と書き、鍛冶屋を意味するそう。 そういえば、

【お散歩景色】島添大里城趾(シマシーオオサトグスク)

青空が広がる中の島添大里城跡。 大きく立派な城だった事が想像できる。「島添」とは「島々を支配する」と言う意味らしい。 標高約150メートルの琉球石灰岩の丘陵台地を利用し、崖を背に自然の地形を巧みに使った県内でも有数の規模を誇るグスク。起源は14世紀頃、当時の島尻地域を支配した島添大里按司(しましーおおざとあじ)によって築城されました。中国とも盛んに貿易をしていたと言われるほど、当時大きな勢力を誇っていた。 正殿跡からの眺望は素晴らしく、勝連、中城、首里といったグスクの動

【お散歩景色】チチンガー

南城市大里地区にあるチチンガー 島添大里城趾と隣接する場所に位置している。 島添大里城の城門近くにある「降り井戸」で、西原集落の共同井戸として使用されていました。井戸の湧き水地点は地表から8メートル下にあり、琉球石灰岩の岩盤を削った43段の階段があります。言い伝えによれば井戸を場内に取り込むと水が涸れ、城壁外に出すと再び水が湧き出たことから、城壁で包めない井戸「チチマランカー」と呼ばれ、それが「チチンガー」になったと言われています。 まるで春がきたかのように、蝶々が乱舞

【お散歩景色】松尾御嶽

沖縄は秋、暑くも寒くもない気候。リビングから見える青空に誘われて南部へとドライブへ どこ行くかは決めてなかったけれど、ふと思い出した場所があった。南風原北の出口を降りたところでGoogle マップで検索。 その途中の道に気になった看板 道路脇に車を止めて行ってみた。 沖縄の良いところは、路駐ありなとこ。 旧大里村南風原の集落の松尾の御嶽。拝みを捧げる場所はアーチ状になり、中央には宝珠、左右に灯篭が配されています。離れた場所への祈りをする祠であるといわれていますが、そ

【お散歩景色】御神崎〈ウガンザキ〉の夕陽

友人たちと集まった石垣島 石垣島の最西端にある岬、神が降りてくる聖地として謡われた御神崎(うがんざき)、群星御嶽(ムリブシウタキ)という祈り事をする神聖な場所へ夕陽を見にでかけた。 向かう途中は空が太陽で覆われていたけど、夕陽好きな仲間たちだからダメ元で向かってみた。 幸運にも太陽が顔をだしてくれた もうね、雲のおかげで息を呑むほど燃えるような色の空につつまれて、感動でした。 (携帯のカメラではまったく違いすぎて残念・・・) 良くここに来るというおじさんが、今年一

【お散歩景色】恩納村ムーンビーチ

恩納村に用事があった。帰り道に立ち寄ったムーンビーチのオープンカフェ 10月になり観光客が増えてる。箕面高校の修学旅行生も来てて、賑やかだった。 ポトスのカーテンが圧巻だわぁ 夕陽の時間 海の水はあたたかくて、入りたいなぁー 隣にいた高齢の男性がこの景色をみて、凄いなぁってつぶやいてたから、思わず「どこから来られたんですか?」って聞いたら「秋田」と答えてくれた。 息子さんらしい男性が呼びに来て、フロントの方へと立ち去っていった。 今日もいい日だったなぁ 肉厚椎