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詩 (乱伐)

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聞こえないビートにのって 言葉が巡り続けています
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#note書き初め

乱伐の追加部品A

こんな時にぶしつけですが
少しお目汚しを失礼します

あの日から随分と時は経ってしまいまして
もう君は何も覚えてないかもしれないけれど
やっぱり少し希望を抱いてしまって
この乾いた街の屍をまた独り彷徨って
生暖かい空気に身を任せて
深く呼吸をして地面を踏みしめて立っています

いつか哀しみが夜空を翔けるけれど
静かな暮らしをまた望むけれど
終わりのない木々の箱庭の
何処にも居場所は無いけれど
君と

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