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アラフォーと子宮筋腫手術②レルミナの投薬

 「子宮筋腫の手術を行う前に、筋腫を少しでも小さくして手術時の出血を少なくしよう」ということで、1月31日よりレルミナ錠40mg(以下レルミナ)を飲み始めました。現在37日経過です。

 レルミナは女性(黄体・卵胞)ホルモンのはたらきを抑制する薬です。ゆえに副作用には、閉経を迎える前後の女性が陥る更年期障害と似た症状が出ます。飲み続けると骨塩量の低下がみられることがあるので、6ヵ月を超える投与は原則として行われていません。

 更年期障害にもいろいろあるように、レルミナの副作用も人それぞれ。私の場合は時期によって出てくる症状が異なっています。

投薬から10日以内
 
・不正出血(生理2日目から飲み始めるため、生理が10日ほど続く)※現在はなし
投薬から10日前後

 ・普段生理前に張りがちの左胸がピリピリ痛む ※現在はなし
投薬から15日前後
 ・手の乾燥がひどくなる
投薬から20日前後
 ・言葉が出てくる速度が遅い(頭の回転が遅くなる)
 ・立ち上がる際の膝ポキが悪化し、かばうようになる
投薬から30日前後
 ・お腹やお尻など、これまでクリームを必要としなかった部分が乾燥する

 最も出やすいというホットフラッシュ(ほてり)や、寝つきの悪さ、中途覚醒は今のところほぼありません。生理予定日から1週間以上過ぎましたが出血も起こっていません。「副作用に耐えられそうなら、できればこの薬を続けてほしい」と先生から言われ、それを承諾しました。

 投薬を始めてから、身体のなかで女性ホルモンとレルミナが拮抗しているのを感じます。生理は来ないとはいえ、期間中には生理が出るようなビクンとする感覚がありますし、生理前のひどい眠気と抑うつ気分はしっかり訪れました。肩と二の腕の境目やお腹という、人生で一度もニキビができたことのない箇所にそれを見つけるなど、普段では起こらないことが多数起きています。

 女性ホルモンを抑制することで、身体の不調が出ているのは確かなので、それをカバーするために始めたことを以下に書き記しておきます。わたしが使っているものもリンクに貼っておきます。

※注※
あくまでわたしの場合なので、必ずしも効果を約束するものではありません

大豆摂取
 大豆イソフラボンが女性ホルモンと似たはたらきをするとのことで、毎日納豆1箱を食べ、無調整豆乳を150ml飲むようにしました。納豆を食べるようになって1週間で、ハードVENPEEのわたくしに毎日お通じが来るようになったのはタナボタでした。

ヘアマッサージ&ヘアオイル
 髪の毛がパサつくという噂も耳にしたので、入浴時にシリコンブラシでのヘアマッサージをして、入浴後はヘアオイルを使うようになりました。これはもっと早くやっておけばよかったです。リファのハートブラシも髪の毛への負担を減らせているようで、以前よりもコンディションは良くなった気がします。

こまめな保湿
 今までなら荒れなかったような場所までカサカサになったり、知らないうちに皮が剥けていたりと、瑞々しさの低下が否めません。手を洗ったらハンドクリーム! ボディクリームは身体の隅々まで丁寧に塗り込む! 洗顔後はいつものケアに加えてクリームでパック!

適度な運動
 やっぱり身体を動かさないと!ということでこまめに歩いています。いまはまず膝にきてるんですが、今後いろんなところに不調が出てくるんだろうなと思うので、手指マッサージや肩を回したりなど、自分のケアをよくしています。

 レルミナ副作用のしんどさもありますが、とはいえあの2時間で破水並みの出血が起きる悪魔の2日目が来ないことは、本当に幸せだなと思います。もしこの薬を飲んでいなかったら、あの日わたしはどれだけの準備をして出掛けなくてはならなかったのか、どれだけ取材中にびくびくしなければならなかったのか……と考えると恐ろしいです。

 手術は子宮温存(筋腫のみ取り除く)で、6月下旬に行う予定です。手術をすると自然分娩はできず、帝王切開でしか産めなくなるとのことでした。初耳だったので、少しダメージがありました。

 というわけで今後もリアルタイムで進捗をお伝えしていこうと思います。入院のためにパジャマ買わなきゃなーと考えたりしている今日この頃です。

最後までお読みいただきありがとうございます。