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ソールドアウト

 ソールドアウトはおめでたいことだし、世の中のライブは出来る限りソールドしてほしい。だが「ソールドさせたいからライブに来てくれ」と「今の俺らまじでいい感じだからライブに来てくれ」なら、後者のほうがライブに行きたくなる。チケットがソールドしてほしくないアーティストはいないだろうし、観に行く側としてはソールドしてようがしてまいが、いいライブが観られれば満足だからだ。

 ワンタンマガジンは「本音で語るウェブマガジン」というキャッチフレーズを掲げているけれど、それはなにもかも赤裸々という意味ではなく、あくまで「嘘をつかない」という意味だ。人間なにを言うかより、なにを言わないかが重要だと思う。心情の伝え方や言い方には品格が出る。「見えそうで見えないけど、確かにそこにある」みたいな、色気のあることがしたい。

 今日は1週間ぶりに家から出た。運転も、よく使う駅も、青空も、小田急線も山手線もお台場も、ライブハウスもライブも、すべてが新鮮に感じた。外気に触れるのは良いなと思った。好きな人や好きなものがたくさん集まるから、東京は好きだ。それ以外に東京が好きな理由は、特にないかもしれない。

 いいライブを観たから、帰りに地下鉄で帰るのが勿体無くて、夜景を眺めながらバスで帰った。桜がちらほらと咲き始めているのを見かけて、また4月が来るんだな、とぼんやり思った。4月はね、毎年めちゃくちゃヒマなんですよね。。もうほんと、4月恐怖症!! 頑張りますので、どうか働かせてください!!(千と千尋)

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