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2024年6月の記事一覧
感情に名前を付ける行為「虎に翼」第51話
第51話は、先週の衝撃を視聴者の我々を含め、それぞれが受け止めきれないことに対峙する回だった。
花岡の死を登場人物がそれぞれの立場で悼み、戦争で受けた喪失の大きさに思いを馳せていた。
生きて日常を続けているけれど、心は「今」にない感じ。前に歩いているけれど気持ちが追い付いていないような感じが強くした。
色んな喪失がある中で、戦争から戻った轟はよねと再会する。
花岡の死を率直に悲しいと言わず、「
心残りはしてあげたかったこと「虎に翼」第59話(ドラマ鑑賞備忘録)
名作。名シーン。号泣。
心のベストテン第一位(ドラマ部門)が塗り替えられた。
朝から何度も見返して、毎度涙を流している。
はるさんの心残りが、道男(戦災孤児集団のリーダー格の少年)をただ抱きしめることだったことに涙が止まらない。
誰かに何かをしてあげたいという心残りってなんと素敵なんだろう。
寅子が言うように、「一番まっとうでやさしい人」だ。
道男にかけた「よくここまで一人で生きてきたね」とい