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24歳の挑戦。はれやか農園をオープンしました🍋🌿

こんにちは!神奈川県小田原市のレモン農家、槇 紗加(まき さやか)です。この度、2年間の農業研修を終えて「はれやか農園」をオープンすることになりました。

今回は、農業にかける想いとはれやか農園の今後についてみなさんにお伝えしたく筆をとらせていただきます。少し長くなりますが、最後まで見ていただけると嬉しいです!

自己紹介

初めて私のことを知ってくださった方もいらっしゃると思うので、まずは簡単に自己紹介をさせてください。

1998年生まれの24歳で、現在は神奈川県小田原市で柑橘類・キウイフルーツを生産しています。
もともと農業に興味はなく、学生時代は教育について勉強していました。日本女子大学に通い、幼稚園教諭と小学校教諭の免許を取得。教育関係のボランティアなども行っていました。

また、学生時代はさまざまな企業でインターンを行い、webマーケティングや法人営業などを経験。最終的に人材系のベンチャー企業に進もうと思っていました。

しかし、大学4年の夏にひょんなことから「農業」に出会って虜になり、新卒で農家になることを決意。産直ECの食べチョクを運営するビビッドガーデンでインターンを始め、一次産業の販売面について多くの経験を積むことができました。

▲食べチョクのときの写真

大学を卒業後、小田原市の矢郷農園で2年間の農業研修を開始しました。毎日、朝から夕方までみっちり農作業を教えていただき、たくましく強い人間として成長できたと実感しています。

そんなこんなで、2023年の3月に修行を終えることができ、現在は「はれやか農園」の代表として活動を開始することができました!

農業にかける想い

農家になろうと思った最初のきっかけは「耕作放棄された畑がもったいない」と思ったことでした。

▲荒れたジャングルを畑に再生している時の写真

実際に農業研修を始めてみると、想像以上の耕作放棄地の数に言葉を失いました。柑橘が畑に植わったままの状態でジャングル化し鳥獣害の住処になっていたり、耕作放棄された畑から竹が侵食し、まだ使えるはずの畑が脅かされていたり…。このままでは、本格的にこの地域の農業が衰退していってしまうかもしれないと感じました。

小田原市に限らず、日本の農業は高齢化・若手の担い手不足の問題を抱えています。

直接的に新規就農者を増やすことは難しいかもしれませんが、少しでも農業に興味を持ってくれる若者を増やせるように、本気で農業に取り組み、20代の女性でも農業を仕事にできるということを体現していきたいと思っています。

「はれやか農園」について

気軽に足を踏み入れることができ、農業の魅力を肌で感じられる畑を作りたい。それが私の目標です。

毎日仕事や勉強に追われて気分がどんよりしている時にふと畑に足を踏み入れると、柑橘の香り・海の汐風・生い茂った緑が広がり、不思議と気分が「はれやか」になっていく。そんな畑になることを願ってはれやか農園と名付けました。

将来的には、レモンをその場でもぎ取って楽しめる観光農園を作りたいと思っています。気分が落ち込んだとき、なんとなくスッキリしたいとき、はれやか農園に来てリフレッシュしていただけたら嬉しいです。

さいごに

こうして農園をオープンさせることができたのは今まで支えてくれた皆さんのおかげです。

また、こうして無事にスタートラインに立てたのは、2年間楽しく農業の魅力を教えてくれた矢郷農園の皆さんがいたからです。

このnoteを見てくださっているみなさん、矢郷農園のみなさん、私に関わってくださった全てのみなさんに感謝です…!!!ありがとうございます。

そして・・・、厚かましいお願いではありますが、はれやか農園をオープンするにあたり、Amazonのウィッシュリストを作成させていただきました。

▼農園オープンウィッシュリスト
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/BK77KDCBTP5S?ref_=wl_share

もしよろしければ、一度ご覧いただき、ご支援いただけますと幸いです。

最後になりますが、日本の農業を少しでも盛り上げられるように、はれやか農園として日々精進していきます。今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!!!

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