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【1989年100日旅】68日目。ロストック

1989年6月12日は68日目。前夜に食べた食事の塩気が強すぎて、喉の渇きで目がさめる。水ばかり飲んで朝食を済ませて観光へ。赤いレンガで尖った屋根のある裁判所がウプサラ大聖堂に似ていた。ロストックは第二次大戦で大きな被害を受けたので、建物は新しいものが多かったようだ。

その後、ロストック大学広場の噴水へ。人間が横に並んで飛んでいるように見えたり、片手で人を持ち上げるように見えたりする像があり、ナンセンスでユニークだったので、絵を描くことにする。絵を描くアジア人の子供が珍しかったからか、通りすがりにジロジロ見られた。あまり好意的な視線に感じなかったから、閉口した。

その後、石門やクレペリナー塔、13世紀に建てられたというニコライ教会へ。3つとも屋根が小さく寸胴でユーモラスな形。さらにニコライ堂には低い位置に大きなたまねぎ頭がある変わった建物。中は華美ではないが白く清楚な感じがした。銀色のパイプオルガンが美しかった。

そんな感じの68日目。旅は残り32日。

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