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北欧・デンマークの性教育④〜こんな時どんな気持ち?〜

冬休みが明けた第8週。月曜から水曜日まで続けて3回、性教育を行いました。

月曜日の授業内容
1.ウーセックスって?
2.あなたの「心地よいこと」「心地よくないこと」は?
3.こんな時どんな気持ち?
4.クッション合戦

冬休みを挟み、前回の授業から約2週間が経ちました。まずはおさらいから。前回の授業でも使った写真を見ながら、ウーセックスはどんな勉強をする時間か子どもたちと話します。

続いて、前回の授業の繰り返し。私がいくつかの状況を場面状況を読み上げ、それぞれについて「心地よいと思う」「心地よくないと思う」を生徒が選びます。教室の両側の壁に貼ってある「心地よい」「心地よくない」の看板をの前に移動。
状況は「家族とハグをする」「友達とハグをする」「知らない人とハグをする」「一人でお留守番をする」「友達と喧嘩する」などなど。子どもたちの意見が別れた時に、それぞれの境界線が違う、それぞれが違って良いんだよ、と繰り返し伝えました。

続いて、Uge sexの教材にあったイラストを電子黒板に映し出し、イラストの状況を説明します。


「この子はどんな気持ちかな?」と問いかけても、子どもたちの反応が薄い。子どもたちはイマイチ理解できていないようです。急遽、同僚3人と一緒にイラストに合った寸劇をすると・・・生徒は前のめりに。イラストの子の気持ちや、自分の経験を言葉にして、活発なやり取りができました。


最後にクッション合戦。みんな楽しみにしています。参加したくないというGくんも、クッション合戦を見るのは楽しそう。「やりたくない」を尊重するのも、Ugesexの大事なお勉強。

今日の気づき
★寸劇スゴイ。生徒の興味を引く。具体物は最強。
★繰り返しは鉄板。
★クッション合戦定着。


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