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20年越しのメッセージ

デンマークを初めて訪れたのは、ちょうど20年前。学生の頃から子ども向けキャンプのボランティアをしていた、日野社会教育センターが企画していた、デンマーク高齢者福祉視察の旅。コロナ断捨離で、屋根裏から20年前の写真を見つけました。

表紙の写真は、世界遺産ロスキレ大聖堂のチケット。2000年8月22日です。

視察旅行の数日前に、1人でデンマーク入り。コペンハーゲン観光を楽しみ、後に留学先となった学校(IPC)を見学しました。真っ青な空の広がる晴天の日だと記憶していたけれど、写真は曇ってる。

ロスキレ市の高齢者委員会のメンバーの方々の家でホームステイ。英語のあまり喋れないご夫婦でしたが、日本人2人を受け入れてくださる器の大きさにビックリしたのを覚えています。カーンさんとヨハンさんに頂いた花瓶、今でも大切にしています。

アルバムをゆっくり見たのは、デンマークに来て初。最後のページには、お二人からのメッセージが貼ってありました。20年前には読めなかったメッセージ。

「楽しい数日間でした。お二人に出会ったのは、大きな経験です。またお会いできますように。」

読むのに20年もかかってしまった。

高齢者住宅を訪れ、おばあさんの手編みクリスマスのニッセ人形を買った私。毎年飾っています。

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