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Being a grownup.

大人、とは?最近、ああ、この人は大人だなぁ、と思える人たちとお話をする機会が何度かあって、凄く居心地が良かった。大人である、ということに年齢は全く関係ない。いつのときも、実年齢は子供の小さな人間達は、普通の身体だけが大きくなった人間よりよっぽど、大人、だし。私が思う大人とは、自分で自分の機嫌が取れること、自分で自分の責任が取れること、そして周りの状況を悪くしないよう努力できること、もっとあるかもだけど、今思いつくのはこんな感じ。

あ、あと、恐怖や不安に勝てること。これが私の憧れる大人像。

別に人生のどの時点で大人になっても良いし、ならなくても良いんだと思うけど、大人な人に触れると、一緒に話をしているその数時間でも物凄く安心している自分に気付くので、もし自分が大人であれたなら、一緒に過ごす誰かと安心させることができるのだろうなと思うと、大人でいたいと心から思う。

あとやっぱり、単純に大人な大人の割合が少なくて、子供なのに大人をやらないといけない子供たちを知ったりする機会が多くて、そういうことがあるたびに胸が痛くなる。子供なのに大人な子供たちは、子供でいる時間をほとんど持たずに大人になって、子供みたいな大人の中でずっと大人でいなくちゃいけない、そんなに疲れることって、無い。

何かが上手くいかないとき、子供は不機嫌になって大人にあやして貰おうとする。大人は自分が不機嫌なときに、誰かにあやして欲しいとは思わない。自分の中でどう昇華するかを考える。


人生がつまらないとき、上手くいかないとき、子供は怒ったり泣いたりして、誰かになんとかして貰おうとする。大人はそこで、どう自分の人生を好転することができるかを自分で考える。

周りの子供が泣きだすと、子供は自分も一緒に泣きだす。なぜ周りの子供が泣いているのかもわからないし、自分が悲しいかも良くわからないけど、周りに合わせて自分も泣く。大人はその時に、泣かない。周りが悲しいとき、自分には何ができるか、何をすべきか、しないべきかを考える。

恐怖や不安が襲うとき、子供はそれに反応して泣くことや怒りや不機嫌さを表に出して誰かが救いに来てくれるのを待つ。大人は、誰のことも待たない。誰にも頼らない。慰めてくれる人を探さない。自分がその恐怖や不安に対峙するしかないと知っている。

大人でいてくれる人達がどんなに精神的に強くあろうと必死か知っている。だから、大人な人たちに会うと、それだけで物凄くモチベーションが上がる。強い人たちは尊敬に値する。


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