ママ怒らないで
先週もまた悩んでいた。
とにかく子育てがイライラする。どうしてなんだろうと毎日悩んでは自己嫌悪に陥って、疲れて。反省して自分を責めての繰り返し。キッチンで自分に対してつぶやいていた、
ママ怒らないで って。
息子が不思議そうに言った。
え?何?誰にいったの?って。
自分に言ったの。怒ってばかりでごめんね、息子のせいじゃないから。いつもごめんね。って。 だまっていた。
その夜もつらくて眠れなくて起きていた。かなり重症だ、わたし!と思った。
夫が起きてきた。
ツライから子育てから逃げたいと伝えた。
夫はかなり協力的でだれに言わせても本当に素晴らしい夫だ。そんな夫と比較してつらくなることもある。それも全部言った。最近わたしの負担を請け負って、ストレスがひどくなって咳が止まらなくなっているのも知っている。夫にも迷惑をかけている。ごめんと思う。
夫に話していたら、ダムの決壊みたいに涙があふれてきた。
少し楽になった。
その後、ママ怒らないで という本をたまたま見つけた。
本当に偶然。
私にぴたっとはまる本だった。
私は親に愛されてきた。と思っていた。今でもそう思っている。そう信じたいんだと思うし、大切にしようとしてくれているとも思う。中学時代の部活の先生も崇拝していた。でもその本を読んでいるとぴったりはまることがたくさんあった。わたしには確実にACと呼ばれるアダルトチャイルドが存在している。
絶対に息子や娘に同じ思いをさせてはならない。連鎖しやすいとわかっているけれど、それは絶対にしてはならないんだ。
夜中、再び息子が夜泣きをしていた。
夫が面倒をみてくれていたが、さすがに長い時間だったこともあり、イライラし出していた。私と交代。私もイライラしてしまうことが怖くて逃げ出したかった。
昔の自分の負の感情を認める声かけをしてみた。
いっぱい泣いていいんだよ。痛いよね、しんどいよね、不安だよね。さびしいよね、つらいよね。何かわからないけど涙がでるんだよねって言ってみた。
そうしたら、わーーーーーーーーーーーーーーーーんって今まで押し殺そうとしていた声が突然大きな大きな泣き声に変わったかと思うと、私の腕の中で気持ちよさそうにすやーっと寝た。
息子は私を救うために産まれてきてくれたんだと感じた。
生き方や考え方を変えなさいと。
昔の負の感情を解放し、もっと幸せになれるよってね。
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