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”区”の存在について

郡で生まれ、市民を経由して、現在は区民となったさやかさんです、こんばんは。

誤解がないように補足しておくと、現在も市民でもあります。”区民”というと東京の23区を思い浮かべる方も多いと思いますが、名古屋市にも区があります。

名古屋に移り住む少し前から気がついていたのですが、区って、市と同列で扱われるんですよね。

例えば、家を探すとき。

名古屋市全体から探したいときは、全ての区にチェックを入れる必要があるので、何とも手間なのです。ちなみに、名古屋市の場合だと16区あるみたいです。(見出しの画像は、名古屋市▶︎観光・イベント情報▶︎名古屋市のプロフィール▶︎市の概要▶︎区のプロフィール からの引用)

だいたいこの辺りで探したい、という気持ちがあっても、絶対◯◯区に住みたい!というモチベーションの人は少なくて、それよりも、ざっくりと、西の方とか、南の方に住みたい、のようなニーズの方が高いと思っています。

場合によっては、市境の市街でもいいみたいなこともあるかな、と。

私は今でこそ、何区がどのあたりか把握していますが、少し前までは、最寄りの2つの区くらいしか知りませんでした。そういったビジターに対して、あまりにも優しくない制度です。

名古屋よりも都会では、学校や職場への通勤・通学ルートから逆算して、沿線から探すのが主流だと思うのですが、名古屋はその土地柄から、車での移動を中心とする人が多く、最寄駅を軸に決めない層が一定数いると思います。

私自身はここ10年以上、最寄駅を軸に住む場所を選んでいるので、この問題であまり悩んではいないのですが、結果的に、”地域から選ぶ”のコマンドは死に筋(笑)になっていました。

一方で、車移動がメインの方は、仮定で地域(市や区)を選ぶのだと思いますが、もしかしたら、隣の区でもっといい条件の家があって、それを見逃している可能性もあるんじゃないかな、と。

今回は家探しの例を挙げましたが、お店探しとか、何か地域でソートをかける場合には、同じ問題が浮上するように思っています。

区と郡のはなし

都心の方にはあまり知られていないかもしれませんが、郡という存在も世の中にはありまして。一応説明しておくと、町と村の上位概念で、市と同列扱いだと認識しています。

そのため、地域でソートするときに、区・市・郡が並ぶことがあります。サイトによっては、区・市・(郡)町村に分けてくれている場合もあると思いますが。

ただ、郡って、名古屋市よりも全然広い場合もあります。言うならば、全っ然ソートの機能を果たしていないと思っています。その郡が区と並列で扱われるのには、元郡民としては複雑な気持ちになります。

もとより、経済規模で言えば、郡よりも区の方が大きい可能性も十分あるので、そこは力の差なのかもしれません。。。

ということで、田舎者のひとりごとでした。

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