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2度目の吉本興業×ブックオリティ「出版チャレンジ塾」に参加したお話。

先日、

吉本興業×ブックオリティ
「出版チャレンジ塾プレゼン大会」が終了しました。

概要としましては

【吉本興業とブックオリティが「新しい才能の発掘」を目的に、吉本に所属する全タレントから本気で本を出したい人を募り、出版までをプロデュースするプロジェクト。
今回の応募には芸人だけでなく、アイドル、文化人、アスリートなど172人が応募した。】

となっています。

この書き出し、以前も読まれた方がいらっしゃるかもしれませんね。そうです、二年前に開催された

「吉本興業×ブックオリティ 作家育成プロジェクト」(今回タイトルが変わりました!)の第二弾でございます。
当時の心情をnoteに書かせていただいたものは
こちら


この時に生まれた私の著書
「アイドルあるある推しごと図鑑(宝島社)」
は、このプロジェクトを通して一発目に出版できた本です!わけがわからん!すごすぎる!冷静にいつもビビる。
でも当時、このプロジェクトにエントリーフォームを送信した瞬間から、「必ず出版までいくぞ」と心に誓っていたのも確かで。この小心者の自分が、あの時はトランス状態だったかもしれない。
拾ってくださった宝島社さんには本当に一生感謝です。

この一冊が生まれたことは、私の人生にとって本当に全力で掴みに行ったものの「カタチ」で。我が子。よしよし。可愛いね。まもなく2歳になります。これからも沢山の方の元へ顔見せができますように。プチ悲しいことに、いったん書店からは姿を消しているっぽいのですが、Amazonやよしもとネットショップなどからお手軽にご購入いただけます!何卒…

…という豪華すぎる前置きはここまでにさせていただくとして、
話は元に戻ります。

第二弾も、参加してきました。
さっそく感想とか自分が勝手に書いていいのかな?と若干ビビってますがそんな別にネタバレとかないのでいっか…と思って書き進めていきます


前回開催されたのが2021年(2年前)、あのプロジェクトの第二弾、始まったりしないのかな、と昨年頃から考えており、というのも「エッセイが書きたい」という思いを常日頃引っ提げていたので、もしもまた開催されるのならば、また頑張りたいなという思いがありました。

スタッフさんにも「第二弾のお話がきたら、すぐに教えてください!必ず!お願いします!」と念押ししていました。

するとついに…!
今年の年明けでしょうか。

第二弾のお知らせキター!!!


私の心が跳ね上がりました。すごくそれっぽい表現ですが、本当にトクン…!と。ドキッと。

きた。きてしまった。

正直、前回参加しているし、有り難すぎることに出版もさせていただいた。こんなスパンでまたすぐに参加することは可能なのだろうか、まずは今あるものを数字として結果を出すことが大事だろう。現実的な話をこんなところでして申し訳ないのですが、数字、それは本当に大事だ。
だから実際、厳しいのではないだろうかという不安もあった。

しかし私は書きたい!!!
前回は大好きな分野、アイドルのことを書かせていただいた。
今回は、また違う内容。書きたいものはまだまだある。
前回と今回は、また違う自分としての参加なのだ。

まぁゴチャゴチャ考えてないで、とりあえず想いをエントリーフォームにぶちまけよう。これでこの時点でダメだったら逆に清々しく「了解です!」って感じだ。
私は例の如く、絶っっっ対参加したいということ、書きたいものがあること、熱意だけはえげつないということなどを、指定された文字数と相談しながら書き上げ、送った。
前回同様、エントリーフォームがきちんと無事送信されたのか、めちゃくちゃ不安だった。【既読】の文字が見えないと不安になるという相変わらずの現代っ子である。


は〜〜。どうかな〜。いけるかな〜。むりかな〜。

LINEの時代の自分にとって、今やメールなんてメルマガや迷惑メールが届くアプリでしかない。(失礼)メールが届いても、赤い通知マークを消すために開く作業を繰り返すだけ。

しかしこの期間のメール受信は、好きな人からの返信を今か今かと待っていたあの時の感情に近いのだ!!!センター問い合わせ!きた!…とおもったらメルマガ!!しょんぼり…(まではしていないけれど)

そして!
【第一次通過のお知らせ】

キター!

ありがとうございますありがとうございますありがとうございます

まずはここなのだ。
ここを通過しないと何も始まらない。
プロジェクトスタッフさんに想いが届いた。ありがとうございますありがとうございます

割愛しますが
そこから【二次通過】【セミナー受講×数回】の日々を過ごし、いざ【最終プレゼン大会】へと進んだ。

毎回、次に進めるたびにありがとうございますありがとうございますありがとうございます、だった。

プレゼン大会に向けての資料作りに励み、今回プレゼンする内容が決まった。

二年前と全く同じ時期。季節の流れ。
冬。春。梅雨。初夏。



そしてプレゼン大会当日。


前回同様、近所の神社へお参りとご挨拶。
そして会場入り。


正直、前回の濃いすぎる経験があるので、一日の流れがわかっている分 緊張度は格段に減っていた。朝ごはんを食べる心の余裕もあった。前回は心ここに在らずの状態で食パンを少しだけ食べ、緊張と、パンという物理的理由から口がとんでもなくパサパサになった。


しかし!今回は今回で!プレゼン大会!まさかの!
【1人目】だったのだ。
数日前にプレゼン順が書かれた連絡データが届き、それに目をやると【1つぼみ大革命 糸原沙也加さん】
だったので度肝を抜かれた。
そりゃぁ誰かは一番目を担当するが、まさか自分だとは。6時間ほど続くプレゼンの、1番目。

「……?!オッケー…オッケー…頑張ろ…(震)」


そしてプレゼン大会が始まった。

各出版社さん方が、この日のために脚を運んでくださっている。
読書が大好きな私は、あの本の出版社さんだ、この本の出版社さんだ、とテンションが上がる。
出版社。かっこいい響き…
前回大変お世話になった、宝島社の担当者さんも今回もいらっしゃって。
気さくに話かけてくださった。
お優しい…


結局、一番目というプレッシャーにやられそうになりながら始まった。

たった一人で人前で話をするのは自分にとって怖くて苦しい。難しい。言葉で説明、相手に届ける、至難の業。緊張。

一人当たりの持ち時間は長くない。
あっという間に終わる。
自分的には上手く伝えられた度は10%といったくらいだった。
またこんな感じで終わってしまった

一発目だった自分は、あとはみなさんのプレゼンをひたすら聞く。

すごいなぁ。おもしろいなぁ。上手だなぁ。すごいなぁ。おもしろいなぁ。上手だなぁ。
ずっとこれ。(もちろん良い意味で)

【定期】
本当によしもとにはいろんな人がいるんだな。


あの現場に居た人にしか伝わらないことを言いますが
残り1分、残り30秒、終了、のそれぞれのタイミングで、チーンとベルを鳴らされるのですが、そのチーンの勢いが容赦なくて笑う。
気付きやすいので良いんですがね!

「ッッチーーーーーーーン!!!!!!!!」



そして夜。
全員のプレゼンが終了し、出版社さんからの気になったプレゼン者の発表。

結果から言うと、前回同様 自分はどこからも名前は呼ばれず。
※とある出版社さんから「気になった枠」としてはお呼びいただきました
ありがとうございますありがとうございますありがとうございます…


やはり現実を突きつけられる。
おおおお。見事に呼ばれない…

勿論、この数ヶ月間この日にかけてきたので
次々に名前をあげられていく人がいる中で自分は名前が呼ばれずシュンとした気持ちになりました。

が!
ここへくるまでに学べた沢山のこと、思い出したこと、他の方のプレゼンを聞いて学んだこと、気付けたこと、ここからまだまだ改善の余地ありということ、もっともっと、もっともっと、と

やはり凹んでいる時間よりかは
ここから今後どう盛り返していくか、で気持ちがいっぱいでした。むしろ、得体の知れない"楽しみ"という感情まで生まれた

声をバカデカ大にして言いたいのですが、
心のどこかで「今回はまぁ無理だろうな」と思っていた

!!!なんてことは絶対にありません。!!!

そんな気持ちで挑むなんて失礼なので。そんな気持ちが1でもあったら、チャンスが巡ってくるわけがないので。
「絶対、いける、いく、書く。」
この気持ちは常に熱くもっていました。


ここまでくるのに作り上げたもの、時間に無駄だったことはないと思っていて、
そしてさらに言うと、文字を書く場所は沢山ある。
SNSを沢山使うのだ。
いつか、いつの日か、また見つけてもらえるように

めっちゃ書こ!!!

と、火がつきました。
本は勿論出したい、でもまずは自分は根本的に
書く、ということが楽しい。
その気持ちを忘れて、出版…出版…と取り憑かれてはいけない。
その気持ちを大切に持っておきたいんです。


プレゼンが終わったあとは、各出版社さんとのフリー交流タイムが設けられた。

「えー、皆さん長時間、本当にお疲れ様でした。
今からのこの時間は何をするのかというと、まぁ特に決まったことはないのですが
皆さんお名前を呼ばれた出版社さんに、まずはご挨拶にいきましょう!!」

ここで事件だ。

皆さんはお名前を呼ばれていたけれど(多い人は一人で何社からも)私はゼロである。
自分呼ばれてないからなー…どうすっかなー…気まずいなー今からの時間…30分は設けられている。
一社、気になる人枠で名前は呼んでいただきましたし、それ以外にももちろん各所へご挨拶はしたいけど、まずは名前が呼ばれた皆さんが行くべきだしな…と困る。


そんなことはお構いなく、容赦なく始まる交流会。


「それでは、スタート!!!!!!」



いや、どなたの元に行けば…


私は必殺

【とりあえず喉なんて乾いていないけどその場でお茶を飲む。ゆっくりと。】

作戦に出た。
自分の人生、一体何回このシチュエーションが出てくれば気が済むんだ…



しかしそんなのは もって5秒。すぐに終わった。さてどうしよう。



周りの皆さんは、名前を呼んでくださった出版社さんの元へ、速攻弾け飛んでいった。


私はひとまず、今日まで自分を担当してくださったよしもとの出版担当者さんの元へ挨拶に行った。(ちなみに容赦なくベルを鳴らす担当をしていた方!最高!)

「○○さーん、ありがとうございました( ;  ; )」


ご挨拶と、今後とも頑張りますといった気持ちをお伝えさせていただき、それから少し時間が経ってからは、声をかけられそうなタイミングでいくつかの出版社さんの元へご挨拶させていただけました。
みなさんお優しいのです。


いつかご縁がありますように。
私、頑張る。!





…といった経験を先日させていただきました。

この場所までこれたこと、またとても素敵な経験をさせていただけたこと、感謝です。



これからも、好きな本を読み、
楽しく文章を書けたらなと思います!✨
発信することの大切さにも気付きました。


長くなりましたが、自分用の記録も兼ねて、今回も書かせていただきました。

最後になりましたが、セミナーで沢山のことを教えてくださったタカトモさん、そしてこのプロジェクトを今年もまた開催してくださった我が吉本興業。
ありがとうございました!


それでは。
お読みいただきありがとうございました!

ひとまず、お疲れ様でした!



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