聴いてもらうことの大切さ

ここのところなかなか状況が前に進まないことへの焦燥感から不安でパニック発作を起こすことが頻回だったんですが、一度カウンセリングを受けてみるのはどうだろう、という話になりカウンセリングを受けてみました。

はじめはドキドキしたし何を話せばいいかもわかんないし…でもカウンセリングでは向こうから質問を投げかけてくれて言いたいことを引き出してくれるんですよね。そしたら不思議と心のどこかに引っかかってたものが出てきて…涙流しながら家族には言えなかったけど辛かったこと、幼少期の出来事、成長期の出来事…そこからどう私が育ってきて現在があるのか、分析してくれるというか。今、何故状況が前に進まない、進めないのか…

私は歳の離れた三兄弟の末っ子で、近くに同い年の従兄弟も住んでいました。上2人はやんちゃで不良までとはいかないけど学校から電話がかかってきたりすることは多々あり成績も赤点ギリギリかな、ってぐらいで。私は小さいながら勉強してるのが羨ましく思えて姉達のノートに自分も書いてしまったことがあって笑 それから勉強したいなら、と公文をさせてくれました。どれだけやっても怒られなくてむしろ褒められて。それが嬉しくて必死で勉強しました。その分学校では成績も良く上2人を知っている分、先生からは比較され褒められて…(自慢してるように感じたらごめんなさい)
でもある時、苦手なところが出て点数が思わしくなくて…また比較されているため頑張らなきゃ、という意識に囚われるようになりました。姉が結婚して出産して…私の反抗期はそんなドタバタの中やってきました。悩みがあって聞いて欲しい時、かまって欲しい時、どんな時も産まれたばかりの姪が最優先で後回しにされ、そのまま忘れられ…いつしか相談しないことが当たり前になっていました。そんな私を家族は「家で1番出来る子やからホンマ楽やしイイコやわぁ」と賞賛。私も褒められたいし頑張れば自分に目を向けてもらえるのでは、と頑張ることを決意しました。

そうして選んだ道が看護師という道でした。

誰かの役に立ちたい、救いたい。

看護師として働き患者さんの声を聴くことの大切さを味わい、一緒に涙したこともありました。
今までなんでも1人で乗り越えてきたこと、人より気がついてしまうことで仕事量は人より増えていく一方。そして妬みからの嫌がらせなんかも…。でもそんな聞いて欲しい時に限って姉の所で何かあったとか会社の人と…って結局後回し。

私の反抗期だったり辛い時とかって全部後回しにされてきたんだな、と改めて気付かされました。そして相談出来ないけど人のことには気づくから抱え込むものは大きく、周りから褒められることとともにドンドン自分の中のハードルが上がっていたこと。
自分の中での出来て当たり前、のハードルは人よりだいぶ高かったこと、ハードルを下げるためにも小さなことから自分で褒めることを教わりました。

私は鬱になってHSPでもあるとわかり、こうしてカウンセリングを受けたことで気づけましたがみんながみんなそうじゃないし…難しいけど聞いてもらえず辛い思いをしたことはありませんか⁇同じこと、他の人にしていませんか⁇
もちろん手が離せない、とか後回しになることはあると思います。でもその後にはちゃんとフォローしてあげてください。聞いてもらえないと思ってしまったらもうその後は話してくれないかもしれません。私みたいに…。

偉そうに語っちゃったけど…なんかふと書き留めておきたくなったので。

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