オリンピック会長の発言問題から時代の変化を感じた

こんにちは、みみさやかです。

前から物議を醸していた、女性蔑視発言問題で森会長が辞任を表明しましたね。

この発言で、ボランティアを辞退する人がいたり、海外のメディアがこぞって取上げたり、国内外で影響が大きく拡がってしまいました。

個人的には森会長がご年配なので、女性蔑視的な価値観が当たり前なんだろうなと思う一方、「日本ってこんなに性差別が根強い国なんだ」と、他の国の人にまで思われてしまったということが残念だなーと思います。


これまでの価値観は通用しなくなるということを見せつけられている

会長の発言問題もそうですが、昨今のニュースを見ていると、風の時代になってから、今までとは全然ちがうなと感じます。

今回の件に限らず、女性蔑視の問題って前からありました。でも問題を起こした人の立場の方が尊重されて「それはおかしい」と声を上げる人は少なかったです。むしろ黙認され、被害にあった方が泣き寝入りすることが常だったように感じます。

それは、これまでの地の時代が、「地位」や「名誉」にとても価値をおく時代だったから。

地位があるものは優先的に守られてきました。たとえ悪いことをしても。

それは見ていて、正直気持ちの良いものではなかったし、腹もたってました。理不尽じゃない!?😡って


いつもだったら、今回の件も発言を撤回しただけで許されていたと思うのですが、でも本当に時代は変わったようです。

「自分の理念に反する」と言って、自分の意思でボランティアを辞退する人たちが現れ、

IOCが苦言を呈し、

会長の身内の方も発言に対して怒りを会長自身に伝えたとか。

それで会長自ら辞任する意向を決めました。

辞めて何とかなることなのかは分かりませんが、この一連のことから分かるのは、これからは立場も名誉も絶対的なものにはならない。

必要なのは心から誰かや何かを想う真心だったり、自分の意思で行動を決めること、なのだということです。


次の会長となる川淵さんには、ぜひそのことを意識した運営をしてもらいたいです。

そして、私たちも新しい時代の価値観をどんどん受け入れて、変わり目である、激動の時代の変化の波を乗りこなしていきたいものです。

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