カネコアヤノの魅力を歌詞とファッションから考察する
こんにちは、sayakaです。
ここ最近忙しい日々を過ごさせていただいていましたが、ようやくひと段落したのでまたnoteの更新をしていこうと思います。
11月から更新が滞っており、申し訳ありません。
ただ、更新されてない間にもいいねをいただくことが多く、今でも届いている方がいるんだなと通知が来るたびに嬉しくなっていました。
見てくださっている方々、いつもありがとうございます。
今回はいつもと雰囲気を変えて
「カネコアヤノの魅力を歌詞とファッションから考察する」
について述べさせていただこうと思います。
まずは軽くカネコアヤノの概要から。
そんな彼女の曲をメインに、そしてファッションも好きな彼女だからこその素敵な言葉もご紹介できればと思っています。
このブログを書こうと思ったのは6月のタオルケットは穏やかな、7月の大阪野外音楽堂のライブに行ったことがきっかけです。
元々カネコアヤノの曲自体は2年ほど前から聞いていたのですが、今年は沢山の本物に触れる経験をするというのが自分の中でのテーマの1つだったので、ライブに行ってみたことがきっかけでした。
そして6月のフェスティバルホールで行われたライブでカネコアヤノの魅力により気づくことになりました。
2時間、歌いっぱなし。MCもなく、本当にカネコアヤノの音楽を2時間浴び続けるという体験。
生で聴く力強い歌声、そして歌声と上手く調和するバンドの演奏…
「この人は命をかけて歌っている」
と素直に感じました。それほど圧巻されました。
やはり携帯から聴く音源とは全然違いますね。心に響いてくるライブでした。
カネコアヤノの音楽の魅力は
「力強い歌声で、日常にある美しさを切り取る表現力と、そのままのあなたでいても大丈夫だよと語りかけてくれる優しい包容力」
だと私は思います。
歌詞というよりは詩的なところに近いと思うのですが、聴くとすっと心に馴染んで理解できる曲が多く、素晴らしい魅力だと思います。
ここからはカネコアヤノの個人的お気に入りの歌詞と共にご紹介できればと思います。
最新アルバム「タオルケットは穏やかな」で一番好きな曲の「やさしいギター」
この最後の「優しさばかりが愛か分からずにいたい」という歌詞は2回この曲の中で出てくるのですが、普段何気なく生きているとこのような感情を忘れてしまい、思い出す機会はなかなかないのではないかなと思います。
その人のことを思って助言することとか、その人のためになにかをしたいと思わせるようなそれも愛。
一目見てわかるものや理解できるものだけが愛とは限らないですよね。
上手にできない好きなぶんそれが苦しいという歌詞も、好きなことだからこそ伝えるのに難しいと感じたことがある人も多いと思います。
私もこのブログで上手く伝えられているかわからないのですが、自分なりに努力して伝えるようにしています。
カネコアヤノ自身もこのように語っています。
そんな誰もが抱いている感情をもう一度思い出させてくれる歌詞が多いのがカネコアヤノの魅力だと思います。このインタビューでも答えていますが、綺麗に生きなくて、不器用でいいよって語りかけてくれるものばかりです。
そして決断することの大切さとそんなあなたでいいよと語りかけてくれる気がする「燦々」
それ以外にも「間違っても別に構わない」という歌詞があったり、友達や屋根の色は自分で決めるというこだわりをもったり、自分らしさを尊重してくれる歌詞だなと思います。
自ら選んだり、決めることって当たり前のようですごく大事なことですよね。
普通を求めがちな日々だけど、穏やかじゃなくていい毎日でいいから、自分で屋根の色を決める。
そんな私たちは、胸が詰まるほど美しいよ。
そんなあなたで大丈夫だよ、美しいから、燦々な気持ちでいようって語りかけてくれている気がします。
この歌詞の表現力素晴らしいですね。
そして「エメラルド」も好きな曲の1つ。
この歌詞個人的にめちゃめちゃかわいいなと思います。
カネコアヤノ自身もワンピースが好きで、ライブでも着用していることが多いです。
個人的にですが、ワンピースは上下とか考えなくても1枚でおしゃれできちゃう魔法の服だと思っています。だからこそスタイリングで雰囲気が変わるというよりも、その一着にこめられている愛情を纏うみたいなことが体感しやすいと思います。
この歌は大切な人に明日会える嬉しさを歌っているフレーズが多いのですが、この歌詞だけで本当に楽しみなんだなっていうのが伝わってきます。
そんなお気に入りの服なのに匂いがついてしまう焼肉が食べたい、本能のままに着たい服を選んで、食べたいものを食べたいという可愛らしくて、愛らしい歌詞だと思います。
私も野外音楽堂ではこの歌詞に肖ってお気に入りのワンピースを着て、ライブに行きました。
お気に入りのワンピースを着てこの曲を聴けたこと本当に嬉しかったです。
まだまだ紹介したい曲はたくさんあるのですが長くなってしまうので…
一旦この辺で。
そしてカネコアヤノさんはファッションも好きで、普段着でもセシリーバンセン、シーロンなど着こなしています。
ライブではfutatsukukuriのドレスを着用していることも多いですね。
装苑とカネコアヤノの企画【ぼくの綺羅星】の「服を愛する」の中で語られていた言葉がとても素敵だったので紹介したいと思います。
普段私が服に対して抱いている感情を綺麗に言語化してくれた…とこの文章を見たときに思いました。
服を選ぶ時の「ときめき」は前からブログでも私自身の基準であるということを話していましたが、同じことを感じているんだと少し嬉しくなりました。
このように選ぶ、使うという過程を大事にしているからこそかける歌詞もたくさんあるんだろうと感じます。燦々やエメラルドで紹介した歌詞もぴったりなのではないでしょうか。
「洋服って自己紹介みたいなもの」という表現も良いなと思いました。
身体の大部分を覆う服というものによって、私たちは無意識的にこの人はこんな人なのかなって想像していると思います。自分の身体、皮膚に一番近くて身近なものだからこそ、自分を表現しやすい。
だからこそ、服を着るという行為を大事にすることは自分のことを大切にするというところに繋がってくると思います。
なにかのテレビインタビューを見た際に、新しい鞄を買ってどんな気持ちか尋ねられていた女性が
「街を歩くのが楽しくなりました」
って答えているのすごくいいなって思いました。
音楽やファッションの何気ない日常を彩るという力。
このような気持ちを今一度初心に戻って忘れかけていた方は思い出してくれると嬉しいです。
私自身もここ最近何着か服を購入しましたが、あの心から暖かくじわーっと体全体に染み渡る温もりは何回経験してもときめきますし、忘れられません。そんなときめく服にたくさん出会えていることも本当に嬉しくて、そんな服に出会うたびに私は幸せ者だなと感じています。
それがまた袖を通すたびに思い出されて、そこに一緒に思い出を紡いで。
私も5年以上寄り添っている服が多くなってきたので、たくさんの時を共にしています。いつも衣替えをするたびに「おかえり」という言葉と「今年もよろしくね」と声をかけるようにしています。
カネコアヤノの曲も楽しい時でも辛い時でも聴いていて「おかえりなさい」と包み込んでいてくれる気がします。どんな感情にもそっと寄り添う力があるように感じられます。
音楽も年齢を重ねるごとに曲の聴こえ方が変わるように、服も皺ができたり、経年変化して雰囲気を変えて私たちに寄り添ってくれますよね。
一緒に成長するみたいな感じです。
愛に溢れた服を着て、カネコアヤノの曲を聴いて日常の幸せを噛み締めるのが最近の楽しみになりつつあります。
また私が持っている服との思い出もこのnoteで取り上げていければと思っています。
今回は「カネコアヤノの魅力を歌詞とファッションから考察する」について述べてみました。
少しでも彼女の魅力や服を大切に着る思いが伝わると嬉しいです。
みなさんのおすすめの曲や歌詞なども教えていただけると幸いです。
noteの題材も順次インスタグラムのDMで受け付けておりますので、気軽に送っていただけますと幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
sayaka
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