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お酒を飲んで楽しく暮らす

最近のごはんはお酒をよく飲む。ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、ワイン、苦手な味がないから気分や人によって色々飲めて、楽しい。身近にお酒を飲める人が多いのもあって、飲みに行こうって言ったら気軽に飲んでくれる人がいる環境があって本当に恵まれてると思う。

私は元々お酒が好きじゃなかった。もちろん飲み始めてすぐに好きになる人はそんなに居ないかもしれないが、私はお酒の味を楽しめるようになるまで1年くらいかかった。飲み会で吐露される色んな人の話や、アルコールが入って気持ちよくなる感覚が好きだった。飲みに行こう、という気軽さが好きだった。定期的に飲んでこそはいたものの、1人で飲んだり色々試したりは全くしていなかった。

私は元々お酒は嫌なことを忘れるために飲まれることが多いものだと思っていた。だから自分も嫌なことがあった時に飲むし、飲む時は必ずほろ酔いじゃなくて視界がぼやけるまで飲んでいた。ネガティブな印象が強かった。


話は少し変わるが昨年1年は人との交流が少し減った1年だった。一昨年オーケストラの運営をしたのもあって相対的にも絶対的にも人と関わる機会が減っていて、全体的に気持ちが乗らない1年だった。でもその代わりに、自分を見つめる時間や私との時間を楽しんでくれる人たちの存在に気づくことが出来た。盛り上がるためのお酒じゃなくて、クラフトビールのお店や日本酒が美味しい、味わえるお店に連れてってもらったりもして、全然違う価値観をもつ人の生活の一部を共有してもらう素敵な時間を過ごせることもあった。美味しいお酒を分かるようになってきた。丁寧に人と向き合えて、感覚が少し研ぎ澄まされるようになった。

今年度に入って、京大オケに乗ることになったり就活で色んな人に関わったりと、一気に情報量が増えて4月は精神的にきつくて、飲酒量が増えていった。人との距離が近くなって、色々鮮明に見えるようになって気持ちが沈むことも多かった。将来に対する言葉にならない不安と思い通りにならない今にやるせなくなったりもしていた。就活を終えて、もやもやが1つ無くなって、ふと気づけば自分が見えなくなっていた。

5月に入って少しの気持ちの余裕とひとりの時間が増えた。全然普段関わることのなかった人たちと、一緒にお酒を飲むためだけに会ったりもした。好きなお酒を共有して、「楽しくお酒を飲む」感覚を取り戻してきた。一年以上ぶりに会う人達とも普段の薄暗い感情を忘れて話せて、粗相をしながらも楽しく飲めた。初めて会う人とも盛り上がって、コンサートのチケットを売っちゃったりもした。

これからはもう少し気持ちが上を向いていきそう。たまにはお酒の力を借りて嫌なことを忘れたいけど、お酒は楽しく飲んで幸せな気持ちになるために飲みたい。

オススメのウイスキー↓
去年の8月、カナダからワイン3本とウイスキーを1本持って帰ってきた時の。ワインは一緒に飲みたい人が決まっていて、しばらく楽しめるお酒も欲しいと思って買ったカナディアンウイスキーcrown royalのApple。生のリンゴそのままの甘い蜜の香りで、アルコールを感じさせない柔らかいフルーティーな味。度数が強いお酒が苦手な人でもショットで楽しめるウイスキーです。もうすぐ無くなっちゃうからまた買おうかな……。https://www.lcbo.com/en/crown-royal-apple-403519

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