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秘密警察を宣伝してみる ショートショート

さぁ、貴方も秘密警察に入りませんか?

駅前に貼られている小さなチラシは注視しなければ見つけることはできないだろう。

「秘密警察だ。ちょっといいか」ここ最近、人を好き勝手に裁きたい奴が秘密警察を名乗ることが増えた。

少々のため息の後、バックからスタンガンを出し、軽やかに当てる。
「ウッ」と低い声の後、偽秘密警察は倒れた。戦争で世界が滅茶苦茶になった今、信じられるものは痛みと自分だけとは悲しいものである。

「先輩、今日出勤早いですね」
「広告見てきたぞ。その途中に秘密警察なのる阿呆にあった」
「そりゃご愁傷様で」
後輩はタールのように濃いコーヒーを飲んでいる。よく飲めるもんだ。
「広告代理店、他になかったんですかね?」
「まあ、儲かったんだからよしとしよう」

うちに来た秘密警察からの依頼はきっと世界を変えるはずだ。教科書に載らない、この馬鹿げた戦争を終わらせる1人になるかもしれない。そんな考えで私の口角は自然と上がった。

あとがき

全然まとまりませんでしたとさ!!

たらはかに(田原にか)様の企画に参加させていただいています

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