さや

心の中にある「想像の世界」を形にしたくてnoteを始めました。 いつかの誰かへの思いか…

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心の中にある「想像の世界」を形にしたくてnoteを始めました。 いつかの誰かへの思いから膨らませた私の想像の産物です。 書くことが好きです♪でも、文章は下手です。

マガジン

  • 偽彼氏にプロポーズ★羽村編

    会社存続のために、合併先の親世代の社長とのお見合いを強制された千奈津。 彼氏がいるならばお見合いしなくてもいいというけれど 同棲までしていた彼氏と別れたばかり 様々な立場の彼があなたを救う。あなたなら誰と恋をする? このマガジンは、「羽村編」となっています!

  • Only One★(全20話)

    28歳、OL辞めました。 人生、家族からも虐げられ、女性たちからも馬鹿にされて、生きていても苦悩ばかり。自分の家族の問題もあって私は結婚願望がゼロ。 だから、一人で生きていくための生活費は必要だから、仕事だけはちゃんとしたかったんだけどなぁ。 退職したその日、私を慰めてくれた人は、退職してきた会社の社長さんで。 よくある恋愛ストーリーのお決まりパターン(?) ううん。一夜限りの関係のつもり。 私は、今日も一人で生きていくために頑張って生きてます そんなアラサーとなった「佳菜」の物語。 今回は、男性目線、女性目線が交互に登場する仕様となっています。 全20話。この方がとても書きやすかった気がします。 ※Only One★はマガジンにまとめました。 プロローグは無料で読めます! https://note.com/saya_write/n/ne481342cc228

  • 偽彼氏にプロポーズ★小山編

    会社存続のために、合併先の親世代の社長とのお見合いを強制された千奈津。 彼氏がいるならばお見合いしなくてもいいというけれど 同棲までしていた彼氏と別れたばかり 様々な立場の彼があなたを救う。あなたなら誰と恋をする? このマガジンは、「小山編」となっています!

  • 婚活、辞めました!(全16話)

    私だって小さいころには、お嫁さんに憧れたりもしたわ。自分の人生に期待していたけれど。気付けば40歳。女として花開かせる事無く今に至って。慌てて婚活を始めたけれど・・・ 結婚とは?幸せとは?そんなことに悩む一人の女性の物語です。 ※「婚活、辞めました!」マガジンにまとめました プロローグはこちら https://note.com/saya_write/n/n9f24d31b6f60

  • 永遠に(全12話)

    いつも彼氏には「ブスで役立たず」と言われ、女扱いされる事無くふられてしまう。そんな私を「可愛い」と言いながら抱いてくれた人がいた。思い出へと変わりつつあったその出会いには続きがあって・・・ ※「永遠に」プロローグはこちらから https://note.com/saya_write/n/n2afadcb21e38 「永遠に」全12話、マガジンにまとめました。 「永遠に」は、シリーズ化します。 このマガジンはあくまでも最初の物語となります。 男に虐げられて生きて来た「愛梨」の恋愛物語。 ぜひ、ご覧ください。

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さやのnote「インデックス」

私の事、これまで書いてきたお話をまとめました 固定記事として掲載しておきます! お話を書くのは好きですが、文章スキルはありません。 それを前提でそれでもよい人に気に入ってもらえたらうれしいです♪ お話は、「プロローグ」からはじまり、全てを書き終わった後に「マガジン化」していきます! プロローグはマガジンに加えませんので、無料で読むことが出来ます。 まずは、プロローグを読んで話の雰囲気を掴んでいただけると嬉しいです! 1話ごと読む事も出来ますが、マガジン購入のほうがオススメ

    • noteからpixivへお引越ししようと思います。 現在、作品を少しずつ移行中です。 無理して価値を付けていたものを無料で読んでもらえるようにします。 作品移行が済めばこちらは垢削しようと思います。 pixivアカウントはこちら https://www.pixiv.net/users/105086199

      • 聖女のラブストーリー 第4話 恋の始まり

        村を出て1ヶ月。 国境となる街へとたどり着いた。 出来るだけ守り人がいると言われている村や街を通ってたどり着いたこの街だけど。 ここまで出会った守り人はとても数が少なかった。 あの街で出会ったおばあさんのように、もうお年を召している方も多く、そして継承者がいないというところがほとんどで。 そんな時に覚醒された聖女王。 期待の声もあれば、不安を訴える声もあった。 そもそも、私は聖女ではなく聖女王と呼ばれる。 女王の紋章を持つ聖女はそう言われ、聖女の中でも力の強い人のことを言

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        • 聖女のラブストーリー 第3話 守り人

          私たちが目指したのは、彼の国フォスト国。 もともと豊穣の木が存在したと言われる国。 ただ、その国の中でもどこにあったかなどは分からないらしい。 「こんな道があったとはねぇ」 「アナが目覚め、その使命を聞いた村長が、もしかしたらフォスト国へと行く時が来るかもしれないと教えてくれました」 兄は、村長に教えてもらった知識を頼りにフォスト国まで続く山道を歩く。 時々道が開け、そこには村や小さな町があった。 そこもまた守り人たちが住む場所とされていたが、今は守り人自体が残っていな

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        さやのnote「インデックス」

        • noteからpixivへお引越ししようと思います。 現在、作品を少しずつ移行中です。 無理して価値を付けていたものを無料で読んでもらえるようにします。 作品移行が済めばこちらは垢削しようと思います。 pixivアカウントはこちら https://www.pixiv.net/users/105086199

        • 聖女のラブストーリー 第4話 恋の始まり

        • 聖女のラブストーリー 第3話 守り人

        マガジン

        • 偽彼氏にプロポーズ★羽村編
          12本
          ¥1,200
        • Only One★(全20話)
          20本
          ¥1,500
        • 偽彼氏にプロポーズ★小山編
          12本
          ¥1,200
        • 婚活、辞めました!(全16話)
          16本
          ¥1,500
        • 永遠に(全12話)
          12本
          ¥1,500

        記事

          聖女のラブストーリー 第2話 旅立ち

          彼は、あの日から村人と同じように暮らし生活している。 村長の家に泊まっていたが、年の近い年齢のころの男性たちと集まってお酒を酌み交わし楽しそうにしているらしい。 兄もその中に混ぜてもらって飲み明かす日もあるみたい。 そんな中で交わされた彼のことが、小さな村ではすぐに伝わってしまう。 まず、独身である事。年齢は、兄と同じ30歳。 父親はフォスト国の国王。だけど、母親は平民である女性だと聞かされた。 それ故に、フォスト王のこどもは3人いると聞いているが、長男である彼が次の国王と

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          聖女のラブストーリー 第2話 旅立ち

          聖女のラブストーリー 第1話 豊穣の木

          私が住む村には大きな木が中心にある。 村長さんが言うには、村を守ってくれている木なんだとか。 確かに、他の木々とは違い不思議な感じのする木だ。 この村に移り住んで8年。 聖女として目覚めてから、確かにこの木が村全体を包み守ってくれているのを見ることが出来た。 「そうか。アナちゃんには見えるんだねぇ」 午前中の畑仕事が終わり、今日は村長さんの家でお昼ご飯をごちそうになっていた。 こうやって、誰かのお家に呼ばれてご飯をご馳走になりつつ、いろいろとおしゃべりするのが日課。

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          聖女のラブストーリー 第1話 豊穣の木

          聖女のラブストーリー プロローグ

          「兄さま?」 深い眠りについていたのだが、ごそごそという物音で目が覚めた。 辺りはまだ真っ暗で、深い闇の中。 「すまない。起こしてしまったか」 以前は、この部屋は兄と二人の部屋だったから、兄の私物はそのままになっている。 王都に騎士として働くため家を出た兄は、たまに私の顔を見に訪れてくれることがあるけれど。 こんなに真夜中に来ることは当たり前に無い。 「なにか、あったの?」 思えば、もう両親も就寝している時間だと思うのだが、部屋の外の明かりが扉の隙間から漏れてきてい

          聖女のラブストーリー プロローグ

          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第12話 星に誓って

          「え? お見合い?」 「ああ。有無を言わさず通された部屋では、幼馴染が待っていてね。驚いたよ」 幼馴染の彼女もまたある会社のご令嬢らしい。 別の方へと嫁いでいたそうだが、出戻ってきていたそうで。 放浪息子でも家の役に立つ事をという事だろうと課長は話すけれど。 「それで・・・」 自分では、課長の相手として相応しくないのではないか。 家柄のことを考えて過った不安。 課長がご実家をもし継ぐことにでもなるのであれば、そういうご縁は大事なのではないかと思った。 そういう世界が

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          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第12話 星に誓って

          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第11話 才能

          課長は今後の事も話してくれた。 「最優先事項が、君とこうやって話す事だと思ったんだ。そうやってひとつずつケリをつけていこうと思うよ」 香織さんのこと、社長とのこと、実家のこと、そして仕事のこと。 課長の辞表は保留になっているらしい。 だから、辞めたことにはなっていないと社長から連絡を受けているのだとか。 そういう事も踏まえて全部、まずは終わらせないと始められないよねという。 「終わらせた後はどうするんですか?」 「まだ、はっきりとは決めてない。これまではとにかく実家か

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          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第11話 才能

          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第10話 やっと・・・

          課長は、ケトルに水を入れお湯を沸かす。 「紅茶でいいかな?」 上品なコーヒーカップを準備しながら。 「ミルクティーにも、レモンティーにも出来るよ?」 飲み物を準備してくれる課長。 なんだか、レアな姿だと思いながら、その姿を眺めていた。 そんな様子を見ながらも、私はここまで聞いた話を思い出していた。 課長は、自分が人を愛せない人間だという。 それは、自分が誰からも愛されない人間だからと説明した。 でもそれこそ、課長が本当はとにかく誰かに思いっきり愛してもらいたいという

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          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第10話 やっと・・・

          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第9話 説明してください!

          ケリをつけてきた。 だけど、言われた言葉は胸を深く鋭く突きさし、抜けない棘のよう。 その痛みは自分を蝕み、たまに息をするのが辛くなるほど。 これが、失恋の痛み。 元彼と別れた時、自分に対しての諦めの気持ちは生まれても。 こんな痛み、こんな息苦しさ、感じなかった。 そっか。私、初めて失恋したんだな。 いつも通りに朝がやってきて、いつも通りに仕事が始まる。 「美山、これはどれを見ればわかる?」 課長の仕事は、そのほとんどを湯村主任が担当した。 決裁が必要なものが多いから、

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          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第9話 説明してください!

          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第8話 ケリをつけるために

          意を決して覚悟も決めて、震える体を支えながら、毎日のように社長の娘さんに教えてもらったお店に通うも・・・課長とは会えなかった。 10日間、通った。 だけど、課長には会えない。 私が逃げた事が、巡り巡って自分に返ってきた。 いつもならばそれで諦めるところ。 深く追って傷つくのは自分。 傷つくのを恐れて逃げてしまう私の悪い癖が、今を招いているのは分かっていた。 だから、いつもならばここでまた逃げて終わりなんだけど。 私は違う可能性を模索し始めていた。 どうしてここまで課長の

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          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第8話 ケリをつけるために

          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第7話 この恋の行方

          「いつの間に、そんな話になってたの?」 美樹が少しむくれて私を見る。 「ごめん・・・」 いつも事後報告ばかりと彼女には怒られるのだけど。 それで、どう思うの? それで、どうするの? そう問い詰められる事が分かっていて、それにこたえられない自分がいる間は、なかなか話を聞いてもらう事が難しくて。 「それで、どうするの?」 やっぱり返ってきたその言葉に苦笑しながら。 私は、目の前のチューハイを一口飲んだ。 「どうしたらいいと思うって聞かないでね!」 先手必勝と言わんば

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          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第7話 この恋の行方

          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第6話 お見合いの日

          温かな日差しが降り注ぐ、とてもお天気の良い朝。 1月の空気はまだ冷たいから、少しだけオシャレして、でもそれをコートで隠して家を出た。 待ち合わせの時間はお昼になる少し前。 今日は、仕事はお休みの日。 いつもとは違う時間に、いつもと同じ列車に乗る。 でも、降りる駅も違う不思議な朝。 今日で何かが変わるだろうか? その前に、私の格好はこれで大丈夫だろうか? いや、お見合いだと思わなくてもよいと言われたのだから大丈夫だよね。 寒い顔で顔が固まり、表情は作れないけれど。 思考は

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          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第6話 お見合いの日

          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第5話 自分の気持ちが分からなくて

          こんな時でも真面目に出社する自分に少し呆れながら。 それでも、当たり前のことをきちんとやる事。 それが今、自分にできる精一杯だったから。 いつもより早めの時間に家を出て。 今日は、余裕のある朝に良く利用するカフェで一息ついてから会社に向かおうと思っていた。 駅からまっすぐにカフェに向けて歩き出そうとしたとき声を掛けられた。 「ちょっとお話出来ないかしら?」 華奢なスタイルでジーンズをかっこよく着こなす女性。 こんな人に知り合いはいないし、宗教か営業? こういう手の話は

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          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第5話 自分の気持ちが分か…

          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第4話 辞表

          こんな日ぐらい休んでも罰は当たらないのではないか? そうは思ったけれど、私は朝の支度をして会社に行く準備をした。 あの後、智兄は私の話を黙ってきいて。 「お前が決断したのなら何も言わない」 叱られると思っていたから、ちょっと拍子抜けしたのだけど。 誰かに聞いてもらい、自分の考えを誰かが受け入れてくれた気がして。 それが、誰でもない私のいたらない部分まで知り尽くした幼馴染が受け入れてくれたことが大きくて。 なんだかスッキリしていた。 後は、辞表を提出するだけだ。 夜のう

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          偽彼氏にプロポーズ★羽村編 第4話 辞表