【本】イツカを手放してイマを身軽に生きる方法(みや)
先日、大阪で開催された出版記念イベントへ行ったので、キモチの熱いうちに残しておきたいと思います。
みやさんは整理収納アドバイザーでInstagramの発信や
Voicyパーソナリティをされていて、
私はVoicyの香村薫さんとの対談から知りました。
「100捨て」が面白そうだな、と思って
マネし始めたのと同時に配信もチェックするようになりました。
そんなみやさんが7月に出版された
『イツカを手放してイマを身軽に生きる方法』
ここに記されているのは整理収納のただのhow toでは
なく、1人の人、そしてその家族の軌跡です。
著者は元々汚部屋だったところから、
40歳目前で「変わりたい!」と決意し
自分のために片付け、それをInstagramに発信する
ことで、4年経った今、「ものが少ない暮らし」を
手に入れ、幸せを見つけることが出来たと言います。
実は私は2017年にInstagramのサブアカ(現在のたかたさやアカウント)を開設し、当時のブームに乗って
「1日1捨て」を発信していました。
実際にはただ捨てることに抵抗があったため、
「1捨て1好き」と名付けて、
毎日捨てるものと改めて好きだと認識したものを
セットで投稿していました。
…が、継続とは難しいもの。
1ヶ月も続かなかったように思います。
みやさんのInstagramの投稿は、
#ミニマリストになりたい というタグのついた
断捨離記録から始まり、
家計管理や家電などの買い物記録、片付けの記録、
毎年恒例の年末までにスッキリチャレンジ など
どんどん進化しているのが分かります。
必ずしも毎日ではないものの、続けられていることが
すごいです。
モノが減ると、投稿することもなくなりそうですが、
常により良い生活に進化し続けているように見えます。
本書の中で「無理なくできるようになったこと」として
「片付けや掃除」が1番に挙げられていました。
今は「朝、リビングとキッチンをさっと片付け、
お掃除ロボットのスイッチをオン!それが出勤前の
ルーティンです」と書かれていますが、
片付く前は職場の先輩が「片付けして出勤している」と
聞いて驚くばかりだったと書かれています。
これが、まさに今の私なのです。
せっかく買ったルンバは週に1度出動させれば良い方。
朝食の残骸をキッチンまで運ぶことができれば
自分に花マルをあげたいくらい。
毎日、慌ただしく出掛け、食卓は朝食のまま、
床にはおもちゃと脱ぎ散らかしたパジャマの落ちている
荒れた部屋に帰宅します。
たまにルンバのスイッチをオン出来た時の達成感、
キレイな片付いた家に帰る気持ちよさ。
モノを減らして、苦もなく片付けしてから
出掛けられるようになりたいと思います。
本書の中に「何でも後回しにするクセをやめた」
というページがあります。
何か作業をしたくても、片付けないと出来ないから
「あとでやろう」になっていた。
でも、ものを減らしてからは片付けに対する面倒な
気持ちが減り、後回しグセから解放された、という
旨のことが書いてありました。
これは、希望です。
ものを減らして、後回しグセがなくなれば
続けることが出来るようになるかもしれない。
わが家も少ないモノで暮らせるかもしれない。
そんな期待を持って時々読み返したいと思います。
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