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自分のためにも相手のためにも良い関係を作ることを惜しまない

お読みいただきありがとうございます。

アトツギ嫁×パーソナルスタイリスト
しげまつさやかです。


この数か月、私にとって少々苦しい時期がありました。

その発端は、いわゆる「同業」とされる方との関係性。

今回は、「同業」さんとの関係で起きた私の気持ちの変化を綴っていきます。

「同業」さんは、敵なのか?味方なのか?

それまでの私は、「同業」さんを「仲間」だと思ってやってきました。

スタイリストとして、イメージコンサルタントとして
外見に悩める女性を元気づける存在として
それぞれの持ち味で、共に未来を創っていく仲間である、と。

前職のころだって、基本チームプレーなので
誰のことも自分の存在を脅かす人だとは思ったことはなく
「同業」の方を見つけるとむしろ「味方」を見つけたみたいで
嬉しく感じさえするほどでした。


それが、いつの間にか無意識のうちに考え方が変わってしまっていたことに
気づいたのがつい先日の出来事。


お客さまとのやり取りの中で、
私が「同業」さんに対して抱く気持ちの根っこに
自分を脅かす存在=「敵」
という意識が潜んでいることに気づかせてもらえたのです。


周囲の考えが伝染する

元々「仲間」だと思っていたのに、意識が変化してしまったのはなぜか。

そこには、別の仕事で関わっていた人たちからの
考えの伝染があるように思えました。

その業界では、いわゆる「縄張り意識」のようなものがあり
誰がどの縄張りにいる人か
ということをリサーチして、アプローチを仕掛けていく

そんなような活動をされていました。


もちろん、そのやり方を否定するつもりはありません。
効率的に協力者を増やし、活動を拡大していく
1つの戦略としては理にかなっているものだと思います。


ただ、そうすると、協力者の取り合いに繋がりかねず
結果として、別の縄張りを持つ「同業」を
警戒することになってしまっていました。

考えていることが、現象として表れる

別の仕事での出来事とはいえ、そんな風に世界をみていると
自ずとそういった現象が他でも起こり始めます。

スタイリストとして活動するなかでも、
そんな風な「縄張り」的な意識や話が時々耳に入るようになりました。

結果として、自分の身にも降りかかってくるようになり
一時はSNSを開くことができなくなりました。

私自身も、「同業」さんに対して
良いイメージを持てなくなりつつあったのです。

目の前のお客さまが、すべての答え

その時に、長期で関わらせていただいているお客さまと、
「同業」さんについて会話する機会がありました。

その方が、会話の中で思い出させてくれたのです。

「同業」さんは自分を成長させてくれる存在である、と。


もう、その言葉を聞いて、自分が恥ずかしくなりました。

そう、同業さんは「仲間」だったはず。
共に目指す未来を、世界を作る存在。

だからこそ、良い関係を作るための努力を惜しんではいけない。

「同業」さんと良い関係を気づいて
「仲間」になることが
自分のためにも相手のためにも、目指す未来のためにも
必要なことなのである。


しばらく忘れてしまっていた考え方を取り戻すことができました。


思い悩んだとしても、目の前のお客さまにお役に立つことをしていれば
道は必ず見えてくる

そんなことにも気づかせてもらえたこの数か月でした。


とはいえ、まだモヤが晴れ切ったわけではありませんが
少しずつ、また良い関係を築いて
皆で目指す世界を創っていけるようになっていきたいと願っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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