見出し画像

靴の試着旅② はじめての路面店

こんにちは、さやです。
すづけさんと銀座で路面店を巡ってローファーを沢山試着してきました!
以下、試着したもの記録のnoteです。


下準備

なんといっても初の路面店巡り。あきやさんの銀座有楽町noteをじっくり見てから、自分でもどんなブランドがあるのか調べました。
お店の場所がぱっとわかるようにGoogleマップにリストを作って、入店時に「これを試着したくて…」と提示できるように試着したいものの公式サイトのページをいくつも開いて準備していました。
特に公式サイトのページを準備しておいて入店時に見せるのは、いくつかの店舗で「お調べいただいてありがとうございます」や「(定番品の場合)いつから気になってくださってたんですか?」など担当についてくださった販売員さんから声掛けをされて、印象も良く話題のきっかけにもなるな…と思いました。

LOUIS VUITTON

チェス・ライン ローファー

https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/products/chess-flat-loafer-nvprod4280049v/1ABIBA

初路面店、キラッキラで眩しすぎました。私が消えそう…。面食らっていると「シューズは2階です」とのことで階段を登るのですが、ハイブランドって販売員さんは後からついてきてくださるんですね。先行されるのかな…と思っていてちょっともたつきました🤣
上記以外にももう一足、エナメルでツヤツヤした厚底のローファーも試着させていただきましたが、公式サイトで見つからず…。
そこそこのソールの厚みがある加工されていない革のローファー(上記の画像のもの)と、エナメルでツヤツヤした厚底のローファーだと、前者の方が気に入りました。
骨格ストレートなのでソールに厚みがある程度ないと、体に対して足の存在感が負けてしまうのですが、過度な厚底は必要ないことを実感しました。
そしてパーソナルカラー的にビットや革にはツヤが欲しいのですが、ピカピカするほどのエナメルはやりすぎ感を覚えました。
最初に入った店舗で2足を履き比べられたのが、今回の試着旅で大きかったなと思います。

CHANEL

カーフスキン ブラック

https://www.chanel.com/jp/fashion/p/G45074B1332994305/moccasins-calfskin/

とってもかわいいんですが、履いた時に足の甲の横をかなり押さえつけられる感じがしました。そして厚底あるあるかもしれませんが、ソールが固いために歩き方がぎこちなくなり、(これを履いて1万歩歩けるかな…?😇)との考えが頭をよぎりました。

GUCCI

HARALD

https://www.gucci.com/jp/ja/pr/women/shoes-for-women/moccasins-for-women/flat-loafers-for-women/womens-leather-lug-sole-loafer-p-577236DS8001000

もう一足、似ている形でシルバーのホースビットが付いているもの(SYLKE)も試着させていただきましたが、公式サイトでは見つからず…。
つま先側のソールが平らではなく、つま先に向かうほど上へ曲がっているため、厚底のわりに歩きやすくてびっくりしました。
HARALD→SYLKEの順で試着したら、すづけさんから「最初のでもすごく似合ってるなと思ったけれど、シルバーの方履いたらしっくりきましたね」的な感想をいただき、自分の感覚とも合っていて嬉しかったです。
金具がブランド名ではなくホースビットなのがかなりポイント高い一方で、もともと足が大きい(25〜26cm)のもあって、履いた時に若干のいかつさを感じました。
(余談ですが、GUCCIの販売員さんは本当にフレンドリーですよね…!「ローファーをお探しならPRADAさんには行かれましたか?」(この後行きます〜💦)とか、すづけさんの鞄を見て「マルジェラさんも素敵ですよね」とか)

BOTTEGA VENETA

ムッシュローファー

https://www.bottegaveneta.com/ja-jp/ムッシュ-ローファー-ブラック-729880V28R01000.html

公式サイトで前方からの写真を見ていただくとわかりやすいんですが、靴自体(?)からソールがかなりはみ出す形をしています。足の存在感マシマシで、私の足のサイズにこれはいかつすぎるな…と思いました。
(余談ですが、緑色が好きなので緑色が多く使われているお店の内装はすごく好きでした。この先、緑色のものが欲しくなった時は真っ先に行きたいですね)

PRADA

チョコレートブラッシュドレザーローファー

https://www.prada.com/jp/ja/p/プラダ-チョコレート-ブラッシュドレザー-ローファー/1D246M_ULS_F0002_F_B050

チョコレートパテントレザーローファー

https://www.prada.com/jp/ja/p/プラダ-チョコレート-パテントレザー-ローファー/1D246M_JHR_F0002_F_B050

本日の本命でした。
普通のものとツヤツヤのものを履き比べて、やはりツヤツヤすぎるのはやりすぎだなと再実感。
試着時に一番びっくりしたのが、足の存在感はあるのになぜか足が小さく?華奢に?見えることです。おそらくつま先部分のラウンドした形が良い効果をもたらしてくれているのだと思います。
とても気にいる一方で、金具にPRADAがドーン!なので全く匿名性がないこと、私に良さそうなサイズ(39)は欠品中でいつ入荷するかわからないこと、合ったサイズを試着できないので歩いてみてどうか?が判断できないこと、3つ問題が立ちはだかりました。
販売員さんが39の入荷時にお知らせしますよと伝票を書いてくださったので、そのうち試着できるタイミングが来ます…かね…。日本に入ってくるサイズだと39が最大らしいので、そんなに数がないみたいですね…。
(試着時は執念で38を履きました。すづけさんから「よく入りましたね😳」との感想をいただく。私もよく入ったなと思います)

DIOR

公式サイトで事前に探していたローファーは取り扱いがないそうで、オーソドックスな形のローファーと、最近発売されたタッセル付きのローファーを試着させていただきました。
オーソドックスな方、悪くはないんですが…何か一捻り欲しい気がしました。プレートにChristian Diorと入っていて匿名性がなく、匿名性ない同士のPRADAと比べると…。ときめき度はPRADAに軍配が上がるな…と。
タッセルの方は、想像以上にタッセルが大きくて驚きました。一捻りはあるものの、この方向性じゃないな…🤔というのが正直な感想です。すづけさんからは「(つま先周辺の)波打つ感じがない方がすっきりしていて似合いそう」と助言をいただき、納得して憧れ消化です。

FERRAGAMO

OFELIA LUG

https://www.ferragamo.com/shop/jpn/ja/women--10/シューズ/モカシン-ドライヴィング・シューズ--10/ofelia-lug-758088--10

本日最後に伺ったお店で、ダークホースでした🐎
「超軽量ラグソール」と詳細説明文にもあるように、とっても軽い!とっても歩きやすい!これなら一万歩歩けそう!本日の歩きやすさナンバーワンです!
そして金具がブランド名ではないのもポイントが高い!(ガンチーニ(留め金の意)と呼ぶそうですね)

匿名性について

本日の試着旅の中では、PRADAとFERRAGAMOで頂上決戦かな…🤔と思っています。
どうしても気にかかるのはブランド名がドーン!によって匿名性がなくなることについて。私はGUCCIやFERRAGAMOのように、わかる人にはわかってもらえて、大多数の人にはわからないようなものが居心地がいいなと思ってしまいます。
すづけさんはマルジェラの鞄をお持ちなので、「匿名性ってどう思われますか?」と直球で質問して、色々意見交換させていただきました。
お話しするうちに思ったのは「他者の視線が気になる」ということ。一番は家族ですよね。
私はすづけさんとの銀座試着旅の前日に母の靴探しに付き合って伊勢丹にいたのですが、GUCCIやTOD'Sを試着してその良さは認めるものの「10万以上する靴なんて…」という母のぼやきに(娘は明日たくさん試着しに行きます〜😇)と胃がキュッとなりました。実際、母の前ではハイブランドの試着が出来ず、ルカグロッシ(といっても約4万円する)の靴を履いてみたらビビッときました。もちろん製品が素晴らしいのは言うまでもないものの、匿名性とか、このくらいなら母や家族も色々言わないだろうとか、そういう気持ちがなかったとは言えないな…と思います。
コンセプトを練っている時にも「身の丈」というワードが出てきたりと、私にとって匿名性は重い問題なのかもしれません。

その他試着・試香したもの

香水

香水、本当にたくさんのお店を回ったので試したものを全部書けない(覚えていない)のですが、本日のベストヒットはこちらの2つでした。

アムアージュ/ガイダンス

 
ゲラン/ドゥーブル ヴァニーユ

はい、グルマン(甘い香り)大好き人間です。
どちらも香水沼?香水界隈?(なんと呼べばいいのだろう?)の皆さんが良いとおっしゃっているのを見かけていたので、期待して行ったら、それを上回る素晴らしい香りでした。
しかしお値段がたっっっっかいですね!?どちらも100mlスタートですし、なかなか難しいところ…。

sacaiのワンピース 

初ドーバーストリートで(なんだこの世界は…😇)と意識が宇宙まで飛んでいきそうだった私でも、理解が及んだ服でした。最初コートだと思っていたのはご愛嬌。
私「びっくり試着するべきですか…?」
すづけさん「しましょう!」
みたいな感じで試着室へ。(この試着室も今まで遭遇したことのない試着室でした。四方が鏡張り…)
なんていうんでしょうか…似合うとか似合わないとかを超越した何かを感じました…。いやでも恐れ多くも、ちょっと似合うかな?とも思ったかも…。
理解が及ぶモードなら着られるかもしれない、というのが収穫です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?