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2022年のふりかえり。

2022年も終わろうとしている。

なんだか、あっという間の1年間で、時間の感覚と私の身体の感覚に差を感じる。それだけ、忙しい日々(いや、充実した日々)を過ごしたのだろう。

そんなこんなで、最近はnoteやブログに時間をかける時間も少なくなってしまったけれども、やっぱり1年の振り返りだけは書きたいなと思って、改めて1年前に立てた目標を読んでみることにした。

2022年の目標を達成できたのか?

せっかく立てた2022年の目標、残念ながら私は改めて、今振り返りを書くまですっかり忘れてしまっていた。

過去の記事に目を通したら、とっても素敵な目標を立てていた。

一日一笑。

あ〜、私らしくていい目標だなと思った。

でもね、この目標を見て私の頭の中を駆け巡ったのは、「一日一笑」を達成できたのか?という疑問だった。

正直、落ち込んだ日はいっぱいあったし、しんどくて泣いた日もいっぱいあった。いつものごとく、締め切りにばっかり追われて、締め切りが過ぎては、バーンアウトして何もしたくなくなっての繰り返しで、一年が過ぎていった気がする。

でも、自分が前向きになること、どんなにシンドイ時も明るくなることはやろう!と決めて、実践はできた気がする。

そして、今年も涙がでるくらい腹を抱えて笑えたこともたくさんあったわけだから、そんな出来事があったことも幸せだったなと思う。

この1年間を振り返って

この一年は、あっという間の一年だったけれども、色々な経験をさせていただいて、人生という大きい枠組みで見た時に、とっても濃い経験ができた一年だった。

学習面の振り返り

勉強面ではがむしゃらに書き続けた研究計画書が、この1年間で終わらせることができ、口頭試験に臨めたのはとてもよかったと思う。

この研究計画書を書く工程で、私は、指導教官からたくさんのことを学んだ。先生方の知識の深さに憧れをいただくとともに、先生方が丁寧に指導してくださる姿に日々感謝の連続で、素敵な指導教官に巡り会えたことが幸せだなと感じている。

でもそれと同時に、自分の未熟さも感じた。
私の知識はまだまだ十分ではなくて、もっと勉強をしていかなければいけないことを深く、深く痛感している。

ティーチングアシスタントとして

先生も私の頑張りを認めてくれているのか、今年はティーチングアシスタントとして、大学院生の授業も受け持つこととなった。私自身が大学院生の頃、あまりディスカッションに積極的に参加できず、「今日もだめだった。全く話せなかった」と落ち込みながら家に帰っていた1学期をすごく思い出す。

そんな私がティーチングアシスタントとして、大学院生時代に苦手だったセミナー運営をするなんて、正直怖くて怖くて仕方がなかった。

もし、学生の英語が聞き取れなかったらどうしよう。
もし、学生の質問に答えられなかったらどうしよう。
私のセミナーに割り振られた学生に申し訳ない。

なんてネガティブなことを考え、不安でいっぱいな日々だった。

でも、そんな気持ちは、少しずつ和らいでいった。

授業準備には時間がかかるけれども、大学院生と話をしている時に少し会話が楽しめていることや、修士論文の相談に乗ったあとに、満足そうに「ありがとう」と言ってくれる大学院生がいたりすると、「あぁ、やっぱり私は一緒に考え、学ぶという行為が好きなんだな」と改めて感じた。

それは、私にとって将来を考える上でも貴重な経験だったと思う。
私にティーチングアシスタントをやってみなさいと言ってくれた先生には、心から感謝している。

もうすでに、来年もやってみたら?というお話しをいただけただけ、とても嬉しい。もし来年もTAができることになったなら、来年は今年以上に大学院生との対話を楽しみながら授業を運営できるようになっているかもしれない(と祈りたい。)

自分の好きなこと

私は昔、こんな記事を書いている。

この記事では、私の好きなことは「ブログ」なんだと語っているが、実は今年に入って、私は新たに好きなことを見つけた。

それは、イギリスの食器集め。

留学には色々な形があっていいと思うし、多くの学生はせっかくの機会だから色々なところへ旅行に行くことが多いと思う。

そして、短い留学期間だし、経済的にも厳しいからなるべく節約して、物は増やさないようにしている人も多いかもしれない。

私も修士の時は物は極力少なめにしていた。だから、ヴィンテージ食器なんて全く考えたこともなかった。

でも、ヴィンテージやアンティークの世界を知れば知るほど、歴史やその物の美しさ、価値が分かってきて、日々の楽しみが増えていった。

やっぱり私は「調べて、知る」ということが好きだし、それがアンティークやヴィンテージは、その私の好奇心をすっごく満たしてくれる。

だから、本業の勉強や研究以外で、人生をかけて一人でも永遠に楽しめ、自分を前向きにさせられる趣味を発見できたのは、今年一番の収穫とも言えるかもしれない。

来年の目標

一年を振り返りながら、私の頭によぎるのは、来年の目標のこと。
さて、来年はどんな一年にしたいだろうか。

今この記事を書きながら、来年私が大切にしたいことが、すでに頭の片隅によぎっている。

来年も来年で、今年とは違った色合いの出来事がたくさん起こりそうな一年になると思うので、それはそれで楽しみでもあり、不安でもある。

こんなに毎年新しい経験ができ、成長できる環境に身を置けていることに感謝をして、今年の振り返りのまとめとします。

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