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子どものいる暮らし(家)

壊さないで、汚さないで、散らかさないで!!

言いながら、無理な話だよなぁと思う。子どもは好奇心旺盛。壊さないように、汚さないように、散らかさないように遊んでいたら、何も発見も楽しさもない。だから、片付けること、お掃除すること、壊れたら元通りには直せないことを教えていけばいいのだ。

って、頭では分かっているのに、やっぱり私は怒る。壊さないで、汚さないで、散らかさないで!!

怒る私の脳裏には、

壊れたおもちゃを目の前に大泣きする子どもをなだめる自分、

こぼれ落ちたパンくずを拾い集め、テーブルにはみ出たクレヨンを雑巾で拭いている自分、

取り込んだ洗濯物を抱えて、床に転がるおもちゃを踏んで悶絶している自分、

そして、これらがエンドレスリピートなことに嫌気がさしている自分、が浮かんでいる。

一言で言えば、めんどくさい。

そんな私は自分本位なんだなぁと、愕然とする。

家をきれいにしていることになんの意味があるのか。家族が楽しめる空間でなくては、意味がないじゃないか。

そう思いながらも、ぐちゃぐちゃしている部屋にいると、頭の中までぐちゃぐちゃしてきて、精神状態がよろしくない。

しかし、ボールペンで壁に描かれた絵。しまじろうやプリキュアのシールがペタペタ貼られた家具。そんな友人の家は居心地が良くて、「子どもがいる生活って、こうだよね」と思った。矛盾しているなぁ、自分。


家が、家族みんなが居心地の良い安らぐ空間になるよう、日々模索中。


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