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内なる男性性と女性性の統合

内なる男性性と女性性の統合が、私たち一人一人が生まれて来た目的。

女と男
陰と陽
闇と光
横と縦
左と右
受動と能動
感情と物質
受容と独立

などの相反する資質を統合する事で、中庸に存在する愛に気づくことが出来る。
そして相反する資質を統合した結果に存在するのが「本当の自分」

占星術で言うところの対極するアセンダント、ディセンダント
ICとMCをそれぞれ統合した結果に表れる自分。
本当に占星術とは宇宙の真理と法則がそのまま表現されている。

*     *

自信がない
勇気がない
自分や他人を疑う
攻撃的な自分がいる
状況や相手をコントロールしようとする自分がいる
正解を探す(他人が正解を持っていると思っている)
自分を信頼できない
思考過多
未知なるものが怖い(知らない世界を知ることが怖い)
身体に不調が起きている

そんな状況は内なる女性性と男性性が分裂し、内なるバランスが崩れているから。
自分自身が陰と陽、闇と光に別れている状態だから
外側で起きたことに極端に反応しては、その中心にある愛に気づけず、ただ疲弊する。

内なる女性性と男性性のバランスを取るには、徹底的に自分の闇に向き合う事。
自分の中にある光にばかり目を向けるのではなく
徹底して自分の中にある闇に目を向け、受け入れる。
自分の中にある受容性を徹底して活用する。
その経験が深まるほどに自分は統合され、自分の真の価値が明確になる。
統合が起こるから自分の中の分裂を超え、二元性も超えていける。

そしてここからは内なる男性性が得意とする思考や分析力を利用して
そこで起きている事を言葉に直して言語化する。
ここで重要なのは自分の言葉がそこにあるエネルギーと合致しているかどうか。
ここで言語化されるほどに、言葉で自分の価値が何かが分かり
自分の価値が分かるほどに自信がつくし
闇の中にこそ自分の価値があったことに気づくことで、自分の人生そのものに信頼することができる(人生で起こることに無駄がない事が理解できる)

すると自分の中で勇気が育ち、未知なる世界に不安ではなく興味を感じる用になれる。
そして、初めて自分が自分に科した枠を超え、魂として初めての世界を経験できる。

その段階に入ると「本当の自分」がそこに存在し、仲間と共同創造するために
魂のパートナー、家族との出会いが可能になるのです。

*     *

感情の感じ切りはこの過程を上手に利用して
内なる女性性と男性性をバランスよく利用し、それぞれをバランスよく成熟させる過程をもたらします。
そして少しずつそれぞれを成熟させることで、自分のより深い闇に向かう事ができるし
その闇を自分が受け入れ理解するほどに変容が起こる。

他人が絡むと思わぬ衝撃に開いていた扉が閉じたり
思わぬ刺激にフリーズしますが、すべて自分主導で起きているので一番安全な方法。
(終盤では大きな変容のための出来事が起こりますが、その出来事に耐えうる自分に成長しているので乗り越えられます)

真の魂の癒しを提供するものは、必ず感情の感じ切りが軸にありますが
真の魂の癒しには男性性と女性性の統合が必須だからでしょう。

内なる統合が起こることで、真のパートナーや魂の家族と出会えるし
自分の存在がすでに社会貢献になっています。





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