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ノースポールの白い花


ノンを車に乗せて、いつものところからは少し離れた河川敷へ散歩に行く。

自宅近所のなんだか適当なグラウンドに比べると、ここは広場にも芝生が手入れされていたりテニスコートも数面あって整備されていて公園のような感じがする。

一角には花壇もある。

夏はヒマワリ、秋にはコスモスだとか咲いていたりもするけど、今の寒い時期、なぜか菜の花が咲いていた。

大きな川の広い河川敷だから寒風吹き荒ぶ、というくらい寒いのだけど、菜の花?と思う。品種なのかな何なのかな。

そこを過ぎるとパンジーや葉牡丹の間に背の低いノースポールが白い花をたくさん咲かせていた。

寒い季節を彩る貴重な花

以前自宅の庭にも咲いていた、一度植えるとこぼれ種で咲くから、手間がかからないんだけど、いつの間にか見なくなったな。好きな花。

ノースポールNORTH POLE は英語で北極点のことだからどこか北の寒い国、ノルウェー、アイスランド、カナダ、そんな北の寒い国が原産だと思っていた。

調べてみたらアフリカ・アルジェリアを中心とした地中海沿岸で広く分布している、とある(Wikipedia)。

え、そうなの?と驚く。ノースポールの和名は日本の種苗会社がその見た目から付けたネーミングらしい。何でも教えてくれるインターネット。

イメージが変わったね、ノースポール。地中海沿岸ギリシャあたりでも冬の観光シーズンオフは意外と気温は低いとどこかで聞いたこともあるから、そんなところで咲くのかなあ。乾燥地帯は朝晩は気温も下がるし、そういうことなのかなあ。

青い海を見下ろす北アフリカ・アルジェの丘の上で、風に揺れながら咲いている姿とかを勝手にイメージ。画像検索してもそんな絵はひとつも出てこなかったけれど。

そもそもアルジェリアのどんな場所で咲くのかも知らないけれど。


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