脳神経内科に行ってきた
かかりつけの耳鼻科で受診した際、めまいがする時は首の後ろが詰まったような感じがすると訴え、エコー検査を受けるため総合病院の脳神経内科を紹介されたので、検査を受けに行ってきた。
この病院、先日受診した医大ではなく、人生初の精神科に通った病院である。
医大かこの病院にするか尋ねられたが、医大は待ち時間が長いので、こちらの病院を勧められたのだ。
今思えば、この選択が大きな過ちとなった。
これもお祓い前の事なので、医大に行かないように誘導されたとでも、言うのだろうか・・・
今日受けた検査は、血液検査、尿検査、頸椎レントゲン、頭部CT、頸部エコーという内容。
一通り検査を終え、診察となった。
先生「そうとぅーすさんね、以前あなたこの病院の精神科を受けてるね」
そ「あ、はい」
先生「なんで精神科を受けることになったの?」
えっ、そこから話すの!?
正直その辺の記憶は殆ど飛んでしまっている。
慌てて記憶を辿る。
そ「そうですね。最初は色んな病院を回っていたんですけど、どこを回っても異常なしで、いよいよ精神科しかないよね~って話になって受けました」
先生「で、なんでここの精神科止めたの?」
そ「ここは平日しかやってなくて仕事上都合が悪かったので、土曜日も通えるように開業医を紹介してもらいました」
先生「じゃあ、今までずっとその開業医に通ってた訳だ?」
そ「いえ、そこにはもう通っていません」
先生「どうして?」
そ「精神科に通っていても一向に良くならなくて、母が病院に勤めてるんですけど、そこの先生が同じような症状を抱えていたので、そこを紹介されました」
先生「病院移る時黙って止めた?」
そ「いや、正直に言いいました」
先生「で、何だって?」
そ「ちゃんと見てくれるところがあるならどうぞって」(嘘)
先生「薬はすんなり止めれた?」
そ「禁断症状的なものはありましたけど・・・」
先生「そんなんじゃなくて、もっと気分的に荒れたりしなかった?」
そ「それはありませんでした」
なぜか精神的要因の部分を疑われている。
完全に精神科の受診歴があるのが原因だ。
ここで、今回この病院を選んだのは間違いだったと気付く。
先生「で、そのめまいはいつするの?」
そ「常にです」
先生「じゃあ今もするの?」
そ「・・・」
あれ?そういえばしないぞ・・・?
というか病院に着いてからめまいを感じていない気がする
そ「今は・・・ してないみたいです」
先生「じゃあいつもじゃないじゃん」
出た!病院に行くと調子が良くなっちゃう病発動!!
先生「どんなめまいなの?」
そ「乗り物酔いみたいなめまいです」
先生「じゃあ吐いちゃうの?」
そ「吐かないです」
先生「じゃあ違うじゃん。乗り物酔いは吐くよ」
そ「知ってますよ。私乗り物酔いが酷いので」
この辺からちょっとヒートアップしてきた。
先生が高圧的で私が喋り終えてから間髪入れずに次の質問をして来るので、頭の回転が間に合わなくなってきて、冷静に話ができなくなってきていた。
しかも、私の訴える症状をいちいち否定してくるような言い方だ。
もうこの時点で、この先生はハズレという考えになっていた。
先生「でね、あなたを紹介した耳鼻科の先生からエコーの検査を受けるよう指示があったんだけど、耳鼻科では何を言われたの?」
そ「起立性低血圧と言われました。検査をして安静時より起立時に血圧が20くらい上がった代わりに脈拍が90台まで上がりました」
先生「血圧上がってるんなら低血圧じゃないじゃん!」
そ「ですから、起立して下がった血圧を上げようとして脈拍が早くなっている。これも起立性低血圧の症状ですと言われたんです」
「ですから」という言葉が出る位だから、結構イライラしてたと思う。
先生「じゃあ朝起きれないの?」
そ「起きてます」
先生「低血圧なら起きれないんじゃないの?」
そ「起きなきゃいけない状況なので気合で起きてます」
先生「いや、起きれてるじゃん!」
そ「・・・」
もう、気持ちが切れた。
これ以上訴えても時間の無駄だ。
もうお昼になったし、早くご飯食べて帰りたい。
今日は収穫無しでいいから早く終わってくれ。
先生「その後は仕事に行ってるの?」
そ「行ってますけど、会社に着く頃には酔ってヘロヘロです」
先生「でも吐かないんでしょ!?」
そ「・・・はい」
先生「仕事はできてるの?」
そ「最後まで仕事ができる日の方が少ないです。それ以外はだいたい半日で早退してます」
先生「その状態で最後までしたらどうなるの?」
そ「どうしても夕方に予定がある時は気合で乗り切ってます」
先生「じゃあ仕事できてるじゃん!」
そ「・・・」
まるで、気合が足りない。気持ちの問題とでも言いたそうなやり取り。
その後は、今日検査した内容の説明に移った。
結果から言うと、血液検査は中性脂肪が若干高い程度、レントゲンで首がまっすぐだけど、やはりこの程度で体調に影響が出る事はまず考えられないとのこと。
以前医大で受けた平衡機能検査と同じ、両手を前に出して目を閉じてその場で足踏みするという検査を行った。
50歩足踏みをして目を開けると、180度向きが回転しているではありませんか!
この点はやはり三半規管に異常がありそうとの事。
先生「MRIは受けた?」
そ「今年の春に受けました」
先生「その時は造影剤使った?」
そ「えっ?いや・・・ どうだったかな・・・」
先生「覚えてないかw じゃあ造影剤使ってMRIしてみよう。それで内耳の方に腫瘍が見つかる事もまれにあるから」
ああ、またここに来るのか・・・
先生「それでも異常が無かったらやっぱり精神科ということになるね」
やっぱそう来たか。
先生「まあ、精神科医にも色んな人がいて合う合わないがあるからw 医大からも先生が来ててね、その人は評判良いから紹介してあげるよw」
結構です。
っていうか、その医大の精神科で2か月前に精神的な要因ではないと言われたばかりなんだが。
なぜかその時その出来事を忘れていた。
2週間後にMRIの検査の予約をして今回は終了。
先生「あと、これはおみやげ」
なんと、頸椎のレントゲン写真をくれたではありませんか!
今回唯一と言っていい収穫。
中々くれる物じゃないから、結構貴重だと思う。
改めて見ると本当まっすぐ。
ちなみに、写真の右下のように上を見ると、一瞬でクラクラして気持ち悪くなる。
最後にダメ元でそう訴えたが、
先生「こんな格好したら誰でもしんどくなるってw」
少なくとも昔の私はそんな事無かった。
でももう言い返す気も起きなかった。
診察も終わり、散々嫌な思いをした午前中の事は忘れようと、ひそかに楽しみにしていた昼食のため、食堂に行ったが・・・
食堂が無くなっていた
もうね、流れが悪すぎる。
もう二度と行きたくない、この病院。
お祓いも受けたし、次からいい流れになるといいんだけどなあ。
という事は、次回仮に精神科を紹介されたら、それが正解という考え方もできなくもないが・・・
でも前回の医大の時も思ったけど、やっぱり精神科は抵抗あるなぁ。
できれば行きたくない。
自分が行くべき場所ではないと、自分の中の何かが強く訴えている。
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