星空を解説、案内するガイドさん💁の呼び方

天体観望会、星空観察会などで、星空を案内する人、その呼び方は実に様々です。
自分も今後そのような活動をする際に、何という肩書きで周りに伝えていくかを迷っているので、今、それぞれの呼び方に対する、自分の考えをまとめてみたいと思います。

星のソムリエ®️（星空案内人）

最近では、よく耳にするようになっ「星のソムリエ®️」ですが、星空案内人資格認定制度というのがあり、全国で資格認定講座が実施され、資格として与えられているもので、商標登録もされています。なので、勝手に星のソムリエを名乗ることはできません。星空案内人についても商標登録されております。
詳細は星空案内人資格認定制度のHPをご確認ください。

星空ガイド

こちらも自然体験活動で行っているネイチャーガイドなどと同じような形で、イベントのパンフレット等に載っているのを見たことがあります。星空をガイドするということでシンプルでわかりやすいですね。○○ガイドというのは世の中にたくさんあるので、初めて聞いた人でもイメージが持ちやすい印象です。

Star Adviser(スターアドバイザー)

横文字だとちょっとかっこいい感じですね。アドバイザーというネーミングは英語で書いても簡単な単語なので、どんなことをするかというのもイメージしやすいと思います。でも、僕の周りではあまり聞きません。

星空ナビゲーター

九州の太良町で活躍されている、Clubhouse仲間の星見人さんが「星空ナビゲーター」として活動されています。

[navigator]]は元々は操縦士、航海士のことのよう
です。テレビなどでは案内役、進行役のことをいいます。

訳すと星空案内人と同じような意味あいになりますね。ナビという言葉がカーナビ等でも馴染みがあるので、こちらもわかりやすいと思います。略したら「星ナビ」ですね。アストロアーツの天文雑誌の名前になります。

星空メッセンジャー

○○メッセンジャーという言葉も最近は多く聞くような気がします。

[messenger]は品物、手紙、伝言などを届けたり伝え
たりする人という意味です。

星空の魅力を伝えたい！伝えたい思いが溢れているというイメージがあります。
水星探査機の名前にもありますね。

ステラメッセンジャー

こちらも同様ですが、SNSで知り合ったまりもさんという方がこの「ステラメッセンジャー」を名乗っていて、新しい呼び方でインパクトがあるなと感じました。これから増えてくるのかも知れません。

[stella]は星、恒星という意味です。元々はラテン語で、
イタリア語でもstellaのようです。英語だとstar
ですもんね。

映画の「インターステラー」は恒星の間ということですね。北海道で民間のロケット打ち上げをしているインターステラテクノロジズにも使われてますね。あとステラおばさんとか、札幌のステラプレイスとか。

スターリーテラー(Starryteller)

大阪の星カフェSPICAなどで活躍されているスターリーテラーのkeisukeさんが使っているものですね。そのほかにも使われている方もいるのでしょうか。

starryは星空、tellerは話し手、話者という意味ですね。

スターリーテラーのkeisukeさん

天文指導員

科学館等の教育施設での呼び方に使われてるようです。北海道だと札幌市青少年科学館の天文指導員、釧路市こども遊学館の天文指導員で使われています。教育的なイメージが強い感じがしますが、「指導員」という肩書きが子どもたちを任せても大丈夫という安心感にもつながる気がします。

天体観測指導員

栃木県で天体観測指導員として活動されている方がいるようです。天体観測の指導ということでより本格的なイメージがします。「天文」の方が幅広い感じがしますね。

星空解説員

プラネタリウムの解説員のように、天文台や科学館等の職員として星空を解説しているというイメージで、きちっとしている感を感じます。ボランティアではなさそうな感じですね。

天文ボランティア

幅広くどんな形でも天文に関してのお手伝いをする人という感じでしょうか。天文指導員ボランティアでもあり、望遠鏡を運んだり、イベントの準備をする裏方スタッフという人もここに入りそうです。あまり細かいことを気にせずに使える便利な名称ですね。「天ボラ」と略するのも耳にします。

天文ガイド

星空ガイドではなく、天文ガイド。天文全般のことについてガイドができそうです。ただ、「天文ガイド」という雑誌があるので、混同するので使われなさそうです。ちなみに天文ガイドは「天ガ」と略すそうです。

まとめ

以上で思い付くものは大体書いてみました。このほかにも日本語以外の表現や、ちょっと星空と離れた名称というのもたくさんあると思いますが、このような活動をされている方は、上記のいずれかの名称を使用しているのではないでしょうか。
今後、どのような名称で活動していくと、多くの人にわかりやすいのかは、考え続けていきたいと思います。

よかったらみなさんの考えをお聞かせください。コメントお待ちしています。