2022年11月8日の皆既月食を見よう🌘🔴🌒
昨年の5月の皆既月食、11月のほぼ皆既月食が記憶に新しいですが、今年も月食がありますね。なんとなく2~3年に1回くらいは見られるような気がしますが、必ず晴れるとは限らないので、見られるチャンスがある人はぜひ夜空を見上げて見てください。
月食のしくみについては
月食のしくみや見方については、国立天文台やアストロアーツのページが見やすいですね。
国立天文台のページ
アストロアーツのページ
今回、天王星食も同時に起こりますが、望遠鏡がないと見るのは難しいので、ここでは月食の話だけ書きます。天王星食を見たい人は、望遠鏡を準備しましょう。
全国のライブ配信
全国各地でyoutubeのライブ配信も予定されています。
国立天文台 皆既月食LIVE
月食を見る人の多くは、皆既の時間よりも前の「部分月食」の時間から見て、「皆既月食」の瞬間を見て、それを過ぎたら帰って行く、という感じですねw
公開天文台のライブ配信一覧
天リフの一覧
公開天文台の一覧以外にも個人で配信するものなども載っています。
皆既中を楽しむ
皆既中は、光が抑えられ、空が少し暗くなるので、周囲の星が見えるようになったり、今来ているおうし座流星群が見られたりするという貴重な機会でもあります。日食の時も、周りが暗くなって星が見えてくることがありますが、月食のときも、かなり太陽の光が遮られるので、月以外の周りの状況にも関心を持って見ましょう。
もちろん月自体にも。赤銅色の感じも地球の大気の通り方、軌道の位置等により、色の具合が結構違うようです。ダンジョンスケールと呼ばれる色の違いを表したものがあるので、それを照らし合わせて見てみましょう。
ダンジョンスケール
国立天文台の過去の月食ページにダンジョンスケールのことが書かれていました。毎回の皆既月食のときに、気にしていくとおもしろそうですね。
観察するには
事前の準備としては、前日や前々日に月がどのあたり(方角、高さ)に見えるかということをチェックしておくのがよいです。月は毎日時間帯は動きますが、通ルートは同じなので、前日や前々日に月がどの高さにあるかということを確認しておくと、当日にどこにあるかがわかります。
当日の20:00の位置と、前日の19:30頃が大体同じくらいの高さに月があるように見えます。建物が高い場合は、低い位置の月が見えないと思うので、何時くらいに建物の上に見えるかがわかっていると、予測ができてよいと思います。
スマホアプリを活用しよう
細かい月の位置を知るにはスマホアプリを使ってみましょう。
stellariumu(ステラリウム)というアプリか、Moon Book(月食専用アプリ)を入れて、空にかざして位置を確認するというのがよいと思います。
月食に関しては Moon Book がおすすめです。
Moon Book(Vixenのアプリ)
月食のしくみなども知ると、より深く楽しめるのかもしれませんが、
まずは月食のかけていく様子や赤い満月を見てみるというところで、楽しんでもらえるとうれしいですね。
(楽しむ段階)
1 肉眼で欠けた月や赤い月を見る
2 アプリを使って月の位置や周りの星座を知る
3 皆既月食中の周りの星がよく見えるようになったり、流星が見える
4 皆既月食の写真を撮影する(スマホでもいけると思います)
5 天王星色も一緒に楽しむ。
オペラグラスや双眼鏡をお持ちの方は、ぜひ使ってみてください。
(注意事項)
1 寒いので暖かい格好をする。寒いときは無理をせず中で暖まる
2 暗いのでつまずいて転ばないようにする。段差や坂道に気をつける。
3 ライトは照らしてもよいが、暗順応に邪魔なので、なるべく視線から遠ざける。近くに観測者がいる場合は気遣い、声をかけるとよいと思います。「ライトつけてすみません」とか「撮影の邪魔になってませんか」など。
皆既月食のイベント
全国各地でいろいろなイベントが行われていますので、お近くで開催されているとよいですね。
お台場のイベントには黒田有彩さんや、市岡元気さんが来るようです。
各地のイベントニュース
ターコイズフリンジ
以前書いたターコイズフリンジについてのnoteです。
https://note.com/sawax2/n/n26e5103efd79
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