友達の話(ツアー東名阪に寄せて)

8月末から全国ツアーが始まって、早いものでもう15カ所中10ヶ所を終えました。行程的にも今までで一番しんどいツアーではあるのだけど、マジな話ステージに立ってフロアを見渡すと一気に力出ます。今までで一番その感覚を顕著に感じて驚いた！本当に良いツアーなんだと思う。残りも沢山の人に来てもらいたい。

そんな残りのツアー、東名阪はメンバープラス素敵な仲間たちで演奏するセクションがある予定。そんな素敵な仲間たちを軽く紹介。

まずは既に今ツアーの横浜、岐阜公演でもドラムをサポートしてくれた谷さん。

真ん中が谷さん

谷さんはバンドとしても古くからの付き合いで、元々大阪でDAISY LOOっていうバンドでドラムを叩いてて、だからもう8年くらい前からの知り合いで、そのあとプププランドに加入してから特に仲良くなりましたね。マジで俺たちのアニキでありちょっとだけおもちゃでもある存在。敬語で接し続けてることでどうにか失礼なことしてない感を出してるけど実際谷さんにはバンドとしてかなり無礼を働きまくってるはずですね(特に稲葉)。俺たちは敬語を使っていれば許されると思いながら生きている節があるので。それでも何でも許してツッコんでくれる懐の深さが谷さんたる所以。たいてい酒飲んでて覚えてない可能性もあり。
よろずやでもあるから谷さんの紹介が一番むずいんだけど、今はニガミ17才でもドラムサポートしてますね。ここに来て谷さんの時代が来始めていると俺は思っているので、みんなも全然谷さんにベットしてください。

そしてお次はnever young beachからベースの巽啓伍。

友達でありメンターのたっさん

たっさんとももうけっこう旧い付き合いになるけど、谷さん同様コロナ禍を共に乗り越えた友の一人で、たっさん無しでは今のヘルシンキは存在しないと言っても過言ではないでしょう。でかい、あまりにもでかいぜたっさん、、！
今年はお互い再び忙しくなってアレだけど、去年まではリアルに週2,3で一緒に遊んだり仕事したりしてた時期もあったね。悩みも散々聞いてもらったし彼氏かってくらいクルマで送り迎えしてくれたし、マジでデキ男です。気配りの男でもあるしセンスの男でもあるので、色々日々勉強させてもらってます。今回のツアーでは主にギターを弾いてもらうけど、多分普通に俺よりギター上手い。努力の男でもある。

この二人には去年の作曲合宿にも参加してもらって、今回のアルバムにも多大な貢献をしてもらいました。主に一緒に作り上げたのは「Golden Morning」と「See The Light」かな。この曲たちの説得力ってつまり、同じ釜の飯食った感というか、日々遊んできた中でのグルーヴとか信頼とかっていう要素がでかいんじゃないかと思う。
俺がバンドでしたいことって、そういう目に見えない"あそび"の部分なんだろうなーって再確認。もちろんもっと無機質なムードの方が良い場合や気分もあるけど。でもバンドを唯一無二たらしめるのはそういう仲間の"ノリ"みたいな部分かもなあと。そういう意味ではヘルシンキラムダクラブはかなり良いグルーヴのバンドになってきたなと思ったりします。

作曲合宿ではほんとに文字通り一日中セッションをしていて、このピュアな衝動をできるだけ新鮮なうちに皆さんにもお裾分けできないかなって気持ちもあり、今回のツアーでは合宿メンツと更に楽曲の強度と解像度を上げるためにパーカッションの石崎くんにも参加してもらいます。

ピューロライブで初登場石崎くん！岡田もいるよ！

演者以外にも本当に今は素晴らしい人が集まったチームで今年は動けていて、日々感謝です。バンドってめちゃくちゃ脆いなと思うし。

舞台裏っていうのはあくまで舞台裏だから誰しもが知る必要はないと思うけど、最近はすべての向こう側に人がいると強く思うし、昔からシンプルに友達を自慢したくなっちゃうタチなので、こんな話を書きました。
マジで最高の仲間と演奏できることがとても楽しみだし、そう多くない機会だと思うからもしも予定空いてる人は残りのツアー遊びにきてください！
それじゃあ明日、まずは名古屋で！