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AKIRAを観た

初めてAKIRAという作品を知ったのは、2年くらい前に映画を勧められたときだったと思います。それからYouTubeやらTwitterやらで度々名前を聞いて、ずっと気になっていました。

今回見たきっかけは、なぜかDMMの期限つきポイントが500ポイント付与されていたことです。迷いに迷った末AKIRAをストリーミングすることにしました(ファンザに溶かさなかったのえらい)。

感想(ネタバレかも)

私がAKIRAに期待していたものは、世界観の創造性でした。SFに求めるものといえば大体そうなんだけど。ネオ東京というワードにワクワクしていました。

実際見て思ったのは、非常にリアルだということ。2020東京オリンピックを予言したのもそうですが、市民の様子、政府の融通の効かなさ、アクションシーン、何にも違和感がない。一つ現実と違う点があるとすれば、特殊能力が確認されていることくらいか。

まるで、特殊能力があるパラレルワールドを見ているみたいでした。そういう意味で創造性はかなり評価できます。

また、この作品の大きなテーマはエネルギーのコントロールだと思いました。エネルギーはどんな目的のもとでも、適切に扱えないなら崩壊を招くということ。それなら手放したほうがいい。現実で言えば、核エネルギーの問題ですかね。私はエネルギーの種類には扱うべき順番があると思います。エネルギー効率が良いものほど、その順番は後になっていきます。核エネルギーは少し順番を飛ばしているような気がします。

他のテーマは、科学と倫理、社会不安、宇宙の起源が読み取れました。鉄雄の暴走は、行き過ぎた科学が生み出したエネルギーを抑制できなかったことと、社会不安による若者の気性の荒さが原因になっています。それが最終的に宇宙の誕生へとつながりました。宇宙の起源に関しては原作で深掘りされることを期待しています。

その他思ったこと

・金田勘いいな
・25〜27号の悟り具合すごい
・AKIRAに暴れてほしかった
とにかく原作読みたい


全体的に俯瞰で見てました。面白いというよりはフンフンなるほど、という感じ。当時見てたら相当衝撃受けたと思う。それじゃあ考察見てきます。さよなら〜〜〜

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