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書評「ビジョン・ロードマップの法則」ーまさに上質世界の願望のイラストアルバム‼【選択理論を何でもありで学ぶメルマガ(7号)】
2024年は年明け早々、大波乱の連続でしたが、今年も選択理論を心の土台として、力強く、けなげに、そして、しぶとく生きていきましょう。 さて、今回の「選択理論を何でもありで学ぶメルマガ(7号)」は、【書評「ビジョン・ロードマップの法則」ーまさに「上質世界の願望のイラストアルバム」】です。 本書「ビジョン・ロードマップの法則」は2023年12月に出版された新刊書です。著者(藤野公子氏)はグローバル企業の「バリキャリ」のウーマンを経て、現在は大学の客員教授や講師、企業での修講師
書評「発達障害と間違われる子供たち」-睡眠という生存の欲求を十分満たせば子供の脳は成長し行動が安定する‼【選択理論を何でもありで学ぶメルマガ(6号)】
本書の概要、「発達障害もどき」について この本の著者(成田奈緒子氏)は子どもの脳の発達による問題に向き合ってきた臨床経験35年以上の小児科医であり、脳の発達の研究者でもある。 近年、発達障害と呼ばれる子どもが劇的に増えている。幼稚園や学校で、「あの子も、この子も発達障害?」という風潮がある。 発達障害が疑われる子供の行動として、落ち着きがない、先生の話を無視して歩き回る、みんなと同じ行動ができない、気が散りやすい、順番をがまんできない、集団行動ができない、ミスや忘れ物が
書評「一生折れない自信がつく話し方(青木仁志著)」→幸せな能力開発に選択理論の活用を集大成【選択理論を何でもありで学ぶメルマガ(5号)】
この本の「おわりに」に、この本は「一生折れない自信のつくり方」シリーズの集大成の本であり、「60代の半ばでこの本を出すことができた」という著者(青木氏。以下「著者」は青木氏を指す)のコメントがある。一読しただけではわかりにくかったが、「自分と周りの人の幸せにつなげられる話し方」という能力の開発に選択理論心理学を活用した本、として複数回読んだら、この本の値打ちとすごさがわかった。選択理論の学習者の方には、ぜひ、本書を読まれることをお勧めします。ロールプレイの参考になる箇所もたく
書評「セルフケアの道具箱-伊藤絵美著」-選択理論と認知行動療法を比較できるチャンス本‼-【選択理論を何でもありで学ぶメルマガ(4号)】
辛さを和らげる100 のワークをまとめた、ありがたい本 認知行動療法の人気カウンセラーである伊藤絵美さんの「セルフケアの道具箱」は、ストレスの辛さを和らげ、ストレスと上手に付き合うセルフケアのための100 のワークをまとめた本です。 この本の目次は、 となっています。この目次からはわかりにくいですが、この本は、「認知行動療法」 「マインドフルネス」「コーピング」「スキーマ療法」などの理論や手法について、「セルフケアのためにふだん使いしたい人」の立場から、エッセンスを抽
「私のカウンセリング」(選択理論のロールプレイ集Ⅰ)-コーチングにも役立つ珠玉の質問があちこちに!【選択理論を何でもありで学ぶメルマガ(3号)】
選択理論がよくわかる本の紹介#9 【選択理論を何でもありで学ぶメルマガ(3号)】では、「私のカウンセリング」(選択理論のロールプレイ集Ⅰ)」(柿谷正期著 NextPublishing Authors Press)を紹介します。 この本は、日本における選択理論心理学とそれに基づくカウンセリング(リアリティセラピー)の第一人者による8本のロールプレイ(20分、30分程度のもの-動画も公開されている)を文字起こししたものです。 DVの被害者などのマイナス状態のカウンセリング領
「警告!」-精神病は選択理論のカウンセリングだけで改善する-という大胆な主張以外に、選択理論学習者には2つの点で大切な本です。
選択理論がよくわかる本の紹介#7 上では本の価格が7651円になっていますが、定価は2640円(税込み)です。 日本人的に「書名」で損をしてる感もある名著① グラッサーはこの本で「精神病は、患者の大切な人間関係が回復し、本人の基本的欲求が満たされれば、薬を使わなくてもよくなる」と主張してます 精神医療では、医師はすぐにドラッグ(薬剤:抗うつ剤、抗不安薬、抗精神病薬、など)を処方しますが、患者にとって、これらの精神薬の怖さ、弊害を強い調子で警告するというのが、本の題名の由