マガジンのカバー画像

心を過ぎゆく、来し方、行く末、今、ここで。

20
つれづれなるままに、心を過ぎゆく思い出、つぶやき、ぼやき、学ぶ楽しみ、はたまた人生観、座右の銘、などをまとめた、エッセイ集です。くすっと、ほっこり、笑っていただければうれしいです。
運営しているクリエイター

#先生

小学2年の時、怖いおばあさん先生がパンをくれた思い出。

小学2年生の時は、家ではやんちゃと言われていたが、学校では、人見知りをする、まだ、白いキャンバスのような感じの子で、学ぶ準備も、心構えも不十分なまま、人の言うことに従う、すなおな子供だったように思う。 それで、クラスで隣に座った、悪ガキ1号のいうことにもすなおに従った。 ある午前、先生が留守をして、自習時間となったとき、その悪ガキ1号から、「外に出てキャッチボールをしよう」と誘われた。 ちょっとは、「大丈夫かなぁ」と思ったものの、すなおについていき、悪ガキ1号と、悪ガキ

小学生のとき、竜馬の賞状が逝った事件

もう50年以上前になるが、小学6年生の夏、学校行事として2泊3日の臨海学舎があった。 夕べに、クラス対抗の演芸大会のようなものが催された。 ちょうど、NHK大河ドラマの「竜馬が行く」をやっていたときで、私たちのクラスは、「寺田屋」の竜馬暗殺の場面をやった。 ナレーションの内容が、先生たちに気に入られたのか、竜馬役の子の切られ方がよかったのか、みんなの劇に対する入れ込みが尋常でなかったのか、とにかく、一等賞の賞状をもらった。 20人ほどのグループの、一致団結の証しだ。