さわなん

田舎の家業をなんとかしようと日々奮闘しています。

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最近の記事

飲んだ後は生野菜が食べたくなるという話と、納豆とシーザーサラダドレッシングは合うという結論

いま私は酔っている。 一人暮らしの引っ越し祝いに、友達が「グラッパ」というイタリアのウイスキーをもってきてくれたからだ。 40度もある。泡盛ぐらい強い。 帰宅後すぐに風呂に入り、風呂上がりにつまみと一緒にグラッパを楽しんだ。 そしたら猛烈に腹が減ってきて、急いでサラダに豆腐、納豆、シーザーサラダドレッシングをかけて食べて、落ち着いた。そんな感じ。 飲んだ後に生野菜が食べたくなるのは、吉本ばななの本を読んだからだと思う。 ゲイの夫をもつ躁鬱の主人公が、夫の友達(ゲイ

    • モノと色の相関関係をデザインする話

      今日は一日、デザインと配色にあけくれていました。 途中、あまりに天気が良いので散歩したり。 土地神様の神社にあいさつに行ったり、スーパーでちょっとだけ良い肉を買ったり、100円ショップのパトロールをしたりして気分転換しました。 でもそれ以外はパソコンと、配色の本とにらめっこ。 モノのデザインによって、「こうあるべき」という色のイメージが浮かぶときはありませんか?私はあります。 自分で形をデザインしながら、 これは「北欧」っぽいから、こんな感じの色だな、とか これ

      • 「熱意」を習得すれば誰だって無敵になれると思いますよ。

        「熱血」「体育会系」の先輩、上司がむかしから得意でないのです。 「情熱をもって接すれば応えてくれるんだよ!」 「情熱があれば、結果はかならずついてくるんだ!」 なにを言っているのか、とさえ思っています笑。 ロジカルじゃないのがとっても苦手なのですね。 話に筋を通してくれよ、A=Bで説明してくれと。 スポ根とか無意味の極みぐらいの認識なので、それっぽい雰囲気になった瞬間に心のシャッターが派手に音を立てます。 でもね、世の中には熱意をもって説明しなければならないタイ

        • 地味な経理作業の合間に、コンサルタントの仕事について毒を吐く話

          午前中から今まで、地味な経理作業に追われていました。 通帳にマーカーを引いて消し込んだり、小切手で預金に入金された相手先の名前を追跡したり。 最初こそ、「なんでこんな機械化されない作業があるんだ」と思っていましたが だんだんとこの「昔ながらのやり方」が、なんだかんだ一番適切だったということが分かります。 もっと簡単な方法はあるのかも知れないけれど、ミスがでたり漏れがでたりする可能性を考えると、この手作業が一番いい。 東京でコンサルをしていた頃は、システム化こそ正義で

        飲んだ後は生野菜が食べたくなるという話と、納豆とシーザーサラダドレッシングは合うという結論

          どれくらい足元を見て経営計画を立てられるのかという話

          新規事業に向けて、試作品をつくろうとアイディアを出したり、資料を集めたり、いろいろと動いたりしています。 そのなかで一番の難敵なのが、経営計画です。 これをどれくらい足元をみて設計できるか。 これで事業の成功の9割は決まってくると思っています。 まず大前提として、起業なんて考えるやつは、だいたいがポジティブ野郎です(口が悪い) だって、「これなら行ける」「俺ならやれる」って思って始めるんでしょ?ポジティブじゃなきゃやっていられませんよ。 でも反対に、経営計画はしこ

          どれくらい足元を見て経営計画を立てられるのかという話

          カニ味噌の味を思い出しながら、ビジネスにおける良いストーリーを考える話

          田舎の飲み屋に行ったら、お通しでカニが出てきて最高だったんです。 その味を思い出しながら、ビジネスにおけるストーリーについて考えてみます。 以前、ビジネスにもストーリーが大切だよという話を書きました。 ストーリーには目を引く機能があるので、話を聞いてもらいやすくなるわけです。 では良いストーリーとは、どんなものでしょう。 起承転結?ドラマティック? 色んな意見がありそうですが、私はたぶん わかりやすさ 共感しやすさ 納得しやすさ この辺じゃないかと思ってい

          カニ味噌の味を思い出しながら、ビジネスにおける良いストーリーを考える話

          ビジネスにはストーリーが重要そうだという話

          今、某オンラインサロンで「うまい文章のつくりかた」と「マーケティングの方法」を習っているところです。 そこで度々教わるのが、「何事もストーリーが大事だよ」というお話。 考えてみれば、世の中のモノ、商品には「ストーリー」があふれています。 お菓子のきのこ/たけのこ論争しかり、携帯会社のCMしかり。 ストーリーをつくることで、お客さんの目にとまりやすい、覚えてもらいやすいという効果があります。 たぶんストーリーなしで売れているものは、あるにはあるんだろうけど、ストーリー

          ビジネスにはストーリーが重要そうだという話

          感想:あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか/ネット時代の老舗に学ぶ「戦わないマーケティング」

          尊敬する方におすすめいただいて、読んでみた本です。 すごく良かった。ネット販売をする人だけではなく、小さなビジネスをしている方みんなに読んでほしい。 中小企業で大手と価格競争しては、到底太刀打ちできません。 どんどん利幅がうすくなるし、心情的にも業態的にも消耗してしまいます。 「頑張ってるのに、なんで・・・」みたいな状況におちいりやすい。 この本は、「そもそも戦い方が違うんだよ!」と教えてくれます。 大手は大手なりの、中小企業は中小企業なりのフィールドで、価格では

          感想:あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか/ネット時代の老舗に学ぶ「戦わないマーケティング」

          東京に負けたアラサー女が、雪深い実家の家業をなんとかしようとする話

          ひとことで言えば、こういう話です。 東京ではバリキャリ女子に分類されていました。 正しくは、そう分類されていると、自己認識していました。 有名大学を卒業後、銀行で総合職として働き、自分の力を試したいとベンチャーに入社し、その後コンサルタントになりました。 年収もよかったのだと思います。 ただ、激務が過ぎました。 心も身体も病んで田舎に引っ込み、しばらく休んだあとに家業をしている実家の手伝いをして、今に至ります。 いわゆる、「アトツギ」という立場です。 家業は斜

          東京に負けたアラサー女が、雪深い実家の家業をなんとかしようとする話