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不妊治療中のメンタルケア

不妊治療中はゴールが見えず、メンタルやられますよね。
私は、努力や費用と結果が比例しないことが特にストレスになっていました。
そして終わりが見えない•••自分自身のメンタルケアとして行なったことをご紹介します。

不妊治療仲間を作らない

職場にも友達にも、治療をしていることは言いませんでした。
30歳も過ぎると(気を遣ってくれているのか)「子供は?」と聞かれることもなかったので、特にストレスを感じず今まで通りにしていました。
治療中に不安になるとSNSなどで仲間を作って進捗を報告したくなりますが、
仲間が先に妊娠した時に素直に喜べる自信がなかったので、仲間は作らず、SNSは閲覧専用にしていました。

情報過多に溺れない

インターネットやSNSなど「妊活にいいもの」は調べるとキリがありませんし、ジンクスなどに振り回されるのも嫌だったので、
・悩みはクリニックの医師か看護師に相談
・医師監修で執筆されたもの
・データに基づいて記載されているもの
をもとに情報収集することにしました。
不妊治療で弱っているメンタルに、根拠の乏しい「これで妊娠しました」と飲料やグッズを売りつけるような商売には気をつけないと!

検索魔にならない

ついSNSで同じ治療の人の血液検査の数値や、採卵の個数、超初期症状などを検索していまいますよね。着床してからもhcgの数値や胎児サイズ、心拍数などを何時間も検索してしまっていました。本当にキリがないです。
「人は人、自分は自分」なので、そういう時は深呼吸して寝ましょう!

ガチガチに食事制限しない、お酒も嗜む

「身体にいいもの」をと仕事で疲れていても無理して自炊したり、
甘いものやお酒を一切断ったり、
頭痛や生理痛、風邪気味の時に薬を飲まずに我慢したりすること
がかなりのストレスになっていました。
生理が来るたびに「こんなに我慢したのに」と悲しい気持ちになるので、
暴飲暴食はしないまでも、適度にお酒を飲んだり、辛い時は無理せずに薬を服用していました。我慢は妊婦になってからでも間に合うと個人的には思っています。

治療の上限を先に設定しておく

お金にも時間にも余裕がある場合は、無制限に治療を重ねられますが、お金もメンタルも持たなかったので、ステップアップまでの回数とかけられる費用を先に設定しておきました。
ドライではありますが、データに基づいて設定することでギャンブルのようにやみくもに治療をせずに済み精神の安定に繋がりました。

無理して子持ちの友達と会わない、見ない

性格的に「人は人、自分は自分」という考え方なので、人の子供を見ても、街中で妊婦さんを見ても、あまりメンタルがやられることはなかったのですが、治療が失敗続きの時は子持ちに限らず、友達と会うのがしんどかったので、無理して約束したり、集まりに行ったりしませんでした。
SNSも見たくない投稿は非表示にしていました。
やはり自分が一番大事です!笑
「友達の妊娠が祝えない」と悩むことは全くないと思っています。

費用面でのストレスコントロール

私が治療をしていたときはほぼ自費治療だったので、費用面でもストレスが溜まっていました。
「これで旅行に行けるな」「これで車が買えたな」と考えてしまっていたので、
先に治療費用の上限(ここまでは使おうと決めた額)を別の銀行口座に写し、そこから治療費用をまかなっていました。
家計のお財布から治療費用を出すと、心が荒みます。。。

気にせず遊びの予定を入れる

不妊治療をしていると予定がたたず、遊びや旅行の予定がいれられないですよね。
コロナ禍前に治療していた時は気にせずに予定を入れていました。
1日の予定ならなんとか調整ができますし、長期の旅行で治療を被ってしまった場合はその周期はお休みしていました。
リフレッシュしてストレス軽減させることも立派な妊活の一部だと思っています。

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