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不妊治療と仕事との両立

排卵誘発が治療の中に入ってくると、治療と仕事との両立が大変ですよね。
体験談の一つとして、フルタイム正社員が両立した方法をお伝えします。

排卵誘発は自己注射も一つの手

治療内容にもよりますが排卵誘発をする場合、ほぼ毎日筋肉注射が必要になります。私はこのような対策をしました。
・終業時間に退勤し、病院の受付終了時間に滑り込み
(希望する場合は自己注射(自宅で筋肉注射をすること)もできるそうですが、自分で針を指すことができなかったので、終了ギリギリに滑り込んで注射してもらってました。)
・午前中在宅勤務をし、お昼休憩時間で通院、午後から出社
(在宅勤務が浸透してきていた時だったので、お昼に通院していました。でも待ち時間が長い場合、ハラハラすることも。)

採卵日や移植日を予想して予定をブロックしておく

とにかく日程がずらせないのが、採卵日・移植日です。
1周期の治療開始にだいたいの目安がわかるので、予定日の前後2日は午前中(移植の場合は午後も)の予定をブロックするか、予定をずらしてもリカバリーできる状態にしておきました。
前後2日だと、ほぼ1週間になるので調整がかなり大変でした。
移植日は本来は安静にしていた方が良いかと思うのですが、痛みがあるわけではないので、移植が完了したら午後から予定が入れられます。
ただし、凍結胚盤胞の場合は融解してから移植なので、(病院にもよりますが)午後も予定を入れない方がいいかと思います。
採卵日は拘束時間は短いのですが、私の場合は生理痛のような痛みがあり、午後から出社したこともありますが、かなりしんどかったです。
できれば午後も余裕のある予定の方が精神的には楽かと思います。

在宅勤務

職種にもよりますが、在宅勤務ができるとかなり両立が楽かと思います。
病院での待ち時間を利用してパソコンで作業ができますし、
さすがに病院の待合室での会議は難しいですが、精神的にも「待ち時間で作業ができること」は治療だけに時間を割かれている感がありません。

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