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デザインシステム知見まとめ

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noteにある様々なデザインシステムの知見をまとめていくマガジンです。良い記事を選定してくれる運営メンバーも募集中です。
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#designsystem

翻訳記事:デザインシステムチームなしでデザインシステムを構築する

某DSチャネルで上がってきて目に止まり、わりと参考になるな、と思って9月頃に翻訳したまま寝かしていた記事🤣ですが、師走の忙しい時期とはいえ、頑張って🎄前に公開。 デザインシステム Advent Calendar 2023 の20日目の記事です。 一部のメガベンチャーみたいに豊富な社内リソースがある企業は別として、たぶん、現状のほとんどの国内企業の状況ってこんなんじゃないのかな?と思います。昨今、「デザインシステムやってます!」ってのは会社のブランディングや採用時の強みにも

翻訳記事:プロジェクト・メタクロシス:如何にしてUIキットを世界的なムーブメントに変えたか @frog のデザインシステム

お仕事する機会がある方々には、デザインシステムを作るというのは、かっこいいデザイン原則を決めることでも、きれいなFigmaデータの構造を作ることでも、力技でロジカルっぽいデザイントークンを作ることでもなく、デザインと実装の運用方法(DesignOps)や継続的な組織体制(DesignOrg)を作ることだよく伝えてる。 とはいえ、おしゃれなデザインシステムのドキュメントのウェブサイトが公開することのほうが実績っぽくて組織としてもやってる感あるあるでどうしてもそちらに注目されが

ルールではなく補助線 ─ユーザー数2,000万人超のサービスにおける、Design Systemを立ち上げた話

こんにちは、メルカリDesign Systemの立ち上げと運用を担当したデザイナーのtottieです。 この記事では、メルカリの抱えていたデザイン上の課題をDesign Systemの導入で改善したお話をご紹介いたします。 なぜDesign Systemを導入したの?Design Systemを導入した理由は、大きく分けて2つあります。 1つめは、開発における課題です。 導入を決定した当時(2018年)、メルカリはスタートアップから急成長したサービスだったため、開発チーム

自社のデザインシステムに適したデザイントークンを考えたお話

こんにちは。ていてい(@dbko1991)です。 今は株式会社カミナシでプロダクトデザイナーをしています。 自分は中国出身で、火鍋🥘を食べて冬を楽しんでいます。 では本題です。このnoteでは、カミナシで実施した「自社のデザインシステムに適したデザイントークンの検討」について、検討の背景や運用に至った流れ、試行錯誤したことについてお話します。 これからデザイントークンを検討し始める方に少しでもご参考になれたら嬉しいです。 ※ 初歩的なnoteなので、すでにデザイントークンを

Figmaからさまざまなカラートークンを生成して最高の色世界を保守する noteUIDev#1

この記事は、Figma 開発 Advent Calendar 2022 の17日目の記事です。 こんにちは 🐈 ぼくは CDO 室直下のデザインシステムプロジェクトで、コンポーネントライブラリ開発をしている UX エンジニアです。デザインと実装を繋いで、一貫性のある体験を提供することをテーマ取り組んでいます。これから少しづつ日々のチームでの開発 note を書いていきますので、お時間あればお付き合いください◎ _ _ これはデザイナーが把握している色世界を、実装側にい

【freee / ICS / Ubie / RAKSUL】 デザインシステム構築の様々なアプローチ 「Design System Build #01」勉強会レポート

近年、国内外の様々な企業のプロダクト開発に導入されている「デザインシステム」。「デザインシステム」を導入することで、デザイナーやエンジニアの開発生産性や効率性を高めたり、ユーザー体験の一貫性を提供できたりと、様々なメリットがある一方で、事業内容や成長フェーズ、組織構造などによってデザインシステムの目指すべきカタチは異なり、正解や完成がないことから、悩みを抱えている企業や開発者は少なくありません。 そこでラクスル株式会社(以下、RAKSUL)は、デザインシステムのコミュニティ

オーストラリア政府がデザインシステムを発表したので調べてみた

2018年4月23日、オーストラリア政府が新しいサイトと2つのデジタルサービスを発表しました。 Digital Transformation Agency は政府が提供している公共サービスのデジタル化を助けるガイドの役割を担っています。記事中で「再設計された」と書かれていますが、どうやらこれまで https://www.dta.gov.au/ だったのを、試験的に https://beta.dta.gov.au/ へ移行・アップデートしているようです。DTAの役割についてa