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note アクセシビリティ知見まとめ

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noteにある様々なアクセシビリティの知見をまとめていくマガジンです。その記事を見た人が、次のアクションに活かせると言う観点でピックアップしています。良い記事を選定してくれる運営… もっと読む
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#色覚

カラーユニバーサルデザインを実践してみよう!

色は、情報を伝える手段の一つです。 しかし人によっては色の見え方に違いがあるため、正しく情報を受け取ってもらえないことがあります。そのため多様な色の見分け方について理解し、配慮することが必要です。 今回は、伝える情報の認識に差異を与えないための「カラーユニバーサルデザイン」について実践、解説します。 カラーユニバーサルデザインとは?色の見え方は人によっては認識しにくい場合もあるので、配色に気をつけないと伝えたい事が伝わらないこともあります。そこで「カラーユニバーサルデザイン

【国際障がい者デー】多様な色覚の人に配慮した社会を目指して

こんにちは!アドビ未来デジタルラボ編集部です。 12月3日から12月9日は障がい者週間と呼ばれているのをご存知でしょうか。 広く障がい者の福祉についての関心と理解を深め、障がい者があらゆる分野の活動に参加する意欲を高めることを目的とした期間で、毎年この時期になると各地でイベントが開催されています。 今回はこの期間にちなんで、NPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構の 伊賀 公一さんにデザインをするうえで知っておくべき「色覚多様性」と、 すべての人に分かりやすい「ユニバ

私たちはどうやって色を見ているか

あなたは何色が好きですか? 青、緑、赤でしょうか? 青は涼しく爽やかで、緑は気分が落ち着くし、目を引く鮮やかな赤もいいですね。 ところで、なぜ私たちは色がわかるのでしょうか。なぜ「これは青い」とか「あれは赤い」と区別できるのでしょうか。 色とはなにか私たちが見ている色は、目の前のものから反射または放出された光が私たちの眼に当たったときに感じています。 たとえば、りんごは赤色の光を反射するため私たちはりんごを「赤い」と感じます。しかし、暗闇ではりんごは黒く見えます。つまり、

Carelyのダッシュボードでカラーユニバーサルデザインを試みた話

こんにちは!梅雨も一瞬で明け、一気に暑くなってきましたね💦 法人向け健康管理システム Carely (ケアリィ)の導入を通じて「働くひとの健康を世界中に創る」事業を展開している株式会社iCAREでUIデザインやデザインシステムの推進をしている高橋名人 (@zouzei8to10)と申します! Carelyは、会社で働くひとの健康データに基づき、適切に予防措置に取り組むことにより健全な組織づくりを支援する健康管理システムです。 そのため、ダッシュボード型の画面では「ストレ