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『 two as one 』

素粒子から構成されるこの世は元来全て一体だった
人間と宇宙、植物と動物、水と土、
全ては混ざり合っていたのだろう
ただ物事を発展させるためには『違い』が必要で
互いにそれを認識していくようになる

今回初めて取り入れた2つの手法、
しっかり撚り(より)をかけながら捩り(もじり)
それを綯って(なって)いく注連縄(しめなわ)は
神と人、あの世とこの世、男と女、
物と心の結び合いを象徴している
マクラメ編みは2つの縄が交差することで模様を作る
どちらも右手と左手を使い
一目一目編み込んでいくものである

2つの異なる要素をいくつか組み合わせ
一体化させることで
厚みと強度は増していく
編み目から入ってくる風や
通り抜けられなかった淀みや
細くこぼれ落ちる光
あらゆる事象を受け止めて
共生していけたらと思う

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