母と私

改めて母の話をしたいと思う。

母は何でも器用に出来て、運動神経も良くて、雑学の人でもある。性格は頑固で我が道を静かに貫いているがその自覚はない。マメさはない。数人のとても仲の良い友人がいる。趣味は手芸・読書・睡眠。父が亡くなって以来数年落ち込んでいたが、最近ようやく浮上の兆しがみられる。数年前に乳癌を患い片方の胸を全摘したが、その後ガン発症はなく、まずまず元気にやっている。

幼い頃の私はとにかく自己肯定感が低く、怖がりで、自信もなく、常に母にまとわりつき、意見を乞うていた。本当に母親が大好きで尊敬しまくっており、何でも母に聞いていた。19歳で急に自立するまでずっとそんな感じであったように記憶している。

そうして19歳でいきなりの完全自立を果たし、20代前半で家も出て一人暮らしを始め、留学したりしていた。自立したというのに、母は留学先のイギリス、カナダ、オランダにもひょいひょいと遊びにやってきた。なんだかんだ仲がよい母子なのだろうと思う。

今母は77歳、私は48歳。立派なおばあちゃんとおばちゃんである。父亡き後一人暮らしをする母の生存確認を兼ねて週に1回Skypeで近況報告をしているのだがこれが意外に毎回盛り上がり、だいたい１～2時間は喋り倒している。母がそこそこ健康を維持しながら長生きしてくれることを心から祈っている。

今日食べたもの：
納豆ご飯・韓国風冷やしうどん等、前投稿と同じ